ダンス! デッサン会 第一次仕事イヤイヤ期

一次仕事イヤイヤ期(その33:「新勢力の台頭?」編)

投稿日:2020年9月9日 更新日:

こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
入社して最初の数年は、一つの夢も実現し、何の疑問もなく、仕事に励んでいたみちょるびん。そんなある日、占いで「将来、商売を始める」「自分を抑制している」と告げられ、仕事に対し、違和感を感じ始めた。学生時代に熱中していた「演劇」に活路を見出し、カルチャースクールの演劇講座を受講。そこで出会ったつるさんに誘われ、新たにダンス教室に通うことになったのだが・・・。

1.あれもこれも

 当時、みちょるびんは、週一で「ダンス教室」に通い、そのほか、和尚さんの「易教室」と「デッサン会」にも月一ペースで通っていました。

 それ以外にも、「宝石鑑別」の通信教育を受講していました。

 ただ、「宝石鑑別」の勉強は、課題の後半になるまで、多忙を言い訳に、あまり、本腰を入れて取り組んではいませんでした。
 いくつかに分かれていた「課題コース」の受講期限を延長したり、その次のコースの受講まで、1年くらい間を空けるということもありました。

 なので、結構、長い間、だらだらと受講していたような格好で、‘集中するとき’と、‘そうでないとき’の落差が激しいところがありました。

 そんな感じだったので、「宝石鑑別」の勉強は、他の3つの習い事と時期がかぶってはいたものの、普段の専らの関心は、ダンスの方にありました。

 実のところ、興味本位で、CMのオーディションを受験したこともありましたし、振付師という職業にも憧れていました。
 しかし、ダンスの世界は、そんな簡単なものではないということも、ダンス仲間の話しを聞いて、理解していたのだと思います。

 みちょるびんは、振付師への憧れと、堅実な実生活との間を、夢見がちに、行ったり来たりしながら、たまに、より現実的と思われる宝石業界への道に焦がれる、ということを繰り返していたように思います。

2.先輩からの鋭い指摘

 日記に、「デッサン会」の大先輩と、ランチに出かけたときのことが書かれていました。先輩から、鋭い指摘があり、若みちょるびんは、一瞬、ひるんでいました。

 そして、その時に、若みちょるびんが想っていたのは、ダンスではなく、宝石のことでした。

 ちょうど、「宝石鑑別」の勉強に動きがあった頃だったので、宝石への情熱が湧き上がっていたのかも知れませんが、当時は、ウォーキング効果もあいまって、ダンスに意欲的だった時期でもあったはずなので、現みちょるびんは、ちょと意外な感じがしています。

【大先輩とのとあるランチの日記】

 今日、「デッサン会」仲間の大先輩Iさんと、ランチに行った。

 そのときIさんに、「今はいろいろやっているのを知っているが、20代では何をやっていたのか」と訊かれ、一瞬、言葉につまった。

 よく考えると、20代は、上京してから2、3年で環境が大きく変化し、その変化や仕事についていくのに精いっぱいという感じだった。
 それでも、宝石やアンティークに出会って夢中になり、油絵を習ったこともあった。P様(イタリアの一流ブランド)にもはまったし、映画鑑賞のため映画館通いもしていた。

 まぁ、趣味にとどまっているが(今もそうだが)、現在のベースになっていることは間違いないか。こうやって振り返ってみると、20代も何かしらに熱中していたということになりそうだ。

 Iさんから、「あれもこれもで、気が多い」と言われた。

 自分ではそういう自覚はあまりなかったが、結局、絞り切れずに、どれも好きということは、やっぱりそうなのだろう。

 また、「どれも、中途半端になるだろう」とも言われた。

 確かに、他の「デッサン会」メンバーのM氏たちみたいに、一つ(絵)のことに全力を注ぐことはできないので、そういう意味では中途半端ということになるのか。
 でも、それぞれの出来、クオリティーが良ければいいのでは? なんて、ちょっと、うぬぼれ過ぎか。

 でも、私は、一つ、決めている。宝石のプロになろうと。
 宝石のプロになら、なれそうな気がするのだ。

 あーじゃーやっぱり、勉強、がんばらないといけないね。
 テレビをだらだら見たりせずに!

                       以上、みちょるびんでした!

-ダンス!, デッサン会, 第一次仕事イヤイヤ期

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