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レユニオン旅行♪(25)

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 こんにちは、みちょるびんです♪

 冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!

 レユニオンでは、至れり尽くせりのモーリシャス旅行(「モーリシャス旅行♪」)とは対照的な一人旅。
 アドベンチャーな旅となりました!(「レユニオン旅行♪」)

〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆〜・〜☆

 レユニオン最後の観光は、「Grand Marché」(グラン・マルシェ)――手工芸品を販売する中央市場で締めくくりました。

 建物の中に入ってみると、思っていた以上に広くてびっくり。
 そこでは、ところ狭しとたくさんのお店が軒を連ねていました。
 まさに、‘マダガスカルの工芸品だけでなく、刺繍入りのテーブルクロス、衣類、木製おもちゃ、寄木細工で飾られた箱、かご細工、宝石、パレオなどレユニオンの工芸品もあります’状態でした(「レユニオン旅行♪(24)」)。

 みちょるびんにはマダガスカル製/レユニオン製の別はわかりませんでしたが、みちょるびんにとっては遠い異国の珍しい手工芸品であることには変わりはない。
 気に入ればどっちでもいい!というノリ。

 母・マミー用に買った刺繍入りのテーブルクロスは、レユニオンという文字が刻まれているから、一応レユニオン製という位置づけ。

 ラフィア製(だと思う)の6cm四方の小さなカラフルなバスケットがかわいくて、お土産に大量購入しました。
 こちらはマダガスカル製なのかレユニオン製なのか微妙なところ。

 宿泊していたホテルで飾ってあったのを見ていいなと思っていた寄木細工の小ぶりなお盆を自分用にゲット。
 いろんなデザインがある中で、ヤシの木と山を背景に女の人が頭にカゴを乗せている立っている絵柄に決めました。
 レユニオンでそういう姿を見たわけではないし、お盆の作り自体かなり荒いのだが、雰囲気が大事。

 寄木と言えば、モーリシャスでみちょるびんが購入したボックス型の製品もたくさん見ました。
 裏に堂々と‘マダガスカル製’と書かれてあるものも見られたし、この手のものはマダガスカル産なのかもしれません。
 モーリシャスで有名な絶滅鳥類‘Dodo’の絵柄のものはさすがになかったし、そこは確実にモーリシャスで押さえておいて正解でした♪(「モーリシャス旅行♪(23)」)

 あの小箱はブラックリバー渓谷国立公園の展望台の露天商から購入したものでしたが、絵柄はともあれ、あの時に買っておいて良かったとも思いました。
 なぜなら、レユニオンで売られている箱はから’くり仕掛け‘にはなっていなかったから!
 露天商のおじさんが「うちのは、デザインはモーリシャスだが、作成はマダガスカル」と話していたのが印象的でしたが、カラクリ仕掛けという一手間かけたデザインも、モーリシャスならではのものだったということなのかもしれません!?
 この微妙な違いがみちょるびん的には面白かったし、お得な感じがしてうれしかったです♪♪

 ある店で「ブルボンコーヒー Bourbon Pointu」というポップアップを目にしました。

 そういえば、聞き覚えがある言葉・・・。
 確か、モーリシャスの友・毛里さんから送ってもらったガイドブック(写)に幻のコーヒーだとして紹介されていた記憶がありました―――。

 「Bourbon」(ブルボン)とはレユニオン島のかつての名称。
 そして「Pointu」(ポワントゥ)とはフランス語で「尖った」を意味する言葉なのだとか。

 「Bourbon Pointu」(ブルボンポワントゥ)と呼ばれるコーヒー豆は、その名の通り、豆のみならず、葉も木の形までが尖っていて、それがこのコーヒー豆の特徴なのだそうです。
 現在世界中で飲用されるコーヒーの約7割を占めるのは’アラビカ種‘と言われており、その主要品種の多くは’ブルボン品種‘をルーツに持つとのこと。
 「ブルボンポワントゥ」は、そのブルボン品種から生まれた突然変異種になるのだそうで、ほかのコーヒーがその後、品種改良や自然交配を重ねていく中、「ブルボンポワントゥ」は交配を重ねることなく、レユニオン島において300年前と変わらぬ個性を維持し続けてきたのだそうです。
 それが「ブルボンポワントゥ」が限りなく原種に近いと言われる所以。

 この豆の特異性として挙げられるのは「低カフェイン」ということ。
 「ブルボンポワントゥ」は通常のアラビカ種に比べると、カフェイン含有量が半分ほどなのだとか。

 さて、「ブルボンポワントゥ」は1942年の輸出記録を最後に、レユニオンでの生産は途絶えたとされていたそうです。
 ところがそれを、我が国のコーヒー専門会社「UCC上島珈琲」が、1999年にこの伝説のコーヒーの復活に着手、ついには2007の販売にこぎ着けたということです。

 復活までの道のりは容易ではなく、レユニオン島においてマザーツリー探しから始まったとのこと。
 まずは2000本のコーヒーの木から「ブルボンポワントゥ」の特徴的な外観に酷似している250本に絞ったのだそう。
 次に一般的なコーヒーの半分とされるカフェイン含有量を指標に27本まで厳選し、「ブルボンポワントゥ」として最終的に認定したとのこと。
 中でも質の高い4本の木を「ブルボンポワントゥ」のマザーツリーと定め、生産希望農家を募集し、それから幾たびもの試験栽培を経て、2006年の初収穫に至ったのだそう。

 「ブルボンポワントゥ」は甘さの指標であるジアセチルが一般のコーヒーの2倍あり、澄み切ったクリアな味わいで、柑橘系を思わせる軽やかな酸味と甘味が楽しめるそうです。
 しかも冷めてもなお、おいしいのが大きな魅力とのこと。
 「ブルボンポワントゥ」のアロマは「香りのブーケ」とも称されるほど、フルーティな甘い香りがするのだとか。

 ルイ15世やフランスの文豪・バルザックをはじめ、多くの王侯貴族や文化人を虜にしたといわれる「ブルボンポワントゥ」―――。
 なんとも魅惑的!

 コーヒー豆が100g/38ユーロ(約6,000円)と高額ではありましたが、レユニオンまで来たからには試してみたいと思うのが人情というもの!
 売り場のおばさんに声をかけると、黒い高級そうなカンカンに入ったコーヒー豆が恭しく奥から出てきました。

 あとで知りましたが、日本では昨年の暮れにUCCが3年ぶりに「ブルボンポワントゥ」を150g/14,580円で販売していたらしい。
 それを思うとむしろ、お買い得と言えるのではないか!?

 みちょるびんも、この貴重な幻のコーヒー「ブルボンポワントゥ」を本場のレユニオンでゲットしたのでした♪♪♪
(つづく・・・)

                             以上、みちょるびんでした!

【参考】
 幻のコーヒー豆「ブルボンポワントゥ」の個性の数々。 | So, Coffee? (ucc.co.jp)

   ズラーッと奥まで続くお店

   ゴチャゴチャ感が楽しかったりもする

   マグカップやポストカードなどの土産物類

   たくさんのパレオ

   お香類も

   たくさんのカゴ類

   一部、ガランドウのところも!

   錬鉄製の装飾

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