こんにちは、みちょるびんです♪
冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!(「モーリシャス旅行♪」)
モーリシャスでは、友人の毛里さんのおかげで、至れり尽くせりのゴージャスな滞在となりました♪
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モーリシャス滞在中、奇しくも「Tortoise Park」(カメ公園)を訪問することができました!
「7 Coloured Earth」(7色の大地)というジオパークに連れて行ってもらったのですが、その同じ敷地内にカメ公園があったのです!!
「Casela nature parks」(カゼラ自然公園)の「AFRICAN SAFARI」(アフリカンサファリ)で、なかなかカメを見つけられなかったみちょるびんとしては(「モーリシャス旅行♪(13)」)、モーリシャスのカメを見てみたいという思いがあったので、とても喜びました♪
遠目に、囲いがしてあるのが見え、きっとあの中にカメがいるに違いないとワクワクしたみちょるびんでしたが、さすが‘カメ・ハンター’の毛里さん。
遠くからでも、カメのその丸っこい体を瞬時に識別し、カメの居場所を特定していました。
脱帽です。
カメ、カメとみちょるびんはたやすく呼んでいますが、種類としては「ゾウガメ」になります。
ゾウガメとは特に甲長1mを超すような大型のリクガメのことを言います。
肉食獣による捕食の危険に乏しいインド洋や太平洋などの島嶼において、大型化の進化をたどったものが多いと考えられているようです。
しかし、絶滅鳥類ドードーと同じように(「モーリシャス旅行♪(15)」)、人類の大航海時代の到来と共に船員らの食料として乱獲されたことにより、大半の種が絶滅したのだそう。
現在ではインド洋の「アルダブラゾウガメ」と太平洋の「ガラパゴスゾウガメ」の2種が、かろうじて生存しているとのこと。
それで、みちょるびん、カメ公園にいるカメが「アルダブラゾウガメ」なのか「ガラパゴスゾウガメ」なのか、どっちか気になり、調べてみました。
まぁ、アルダブラゾウガメはインド洋出身と言われているわけですから、アルダブラゾウガメの方が有力だということは考えればすぐにわかることではあるのだがね☆
ネットで調べているうちに、実は甲羅の違いでその別がわかるということを突き止めました!(自慢)
なんとはなしに見ている甲羅ですが―――。
小さく区切られた板で構成されているこの甲羅、その1つ1つを「甲板」(こうばん)と呼ぶのだそうです。
そしてこの甲板は、実は規則正しく並んでいて、この甲板の各名称、数、並び方は全てのカメに共通しているものなのだとか。
甲羅をよく見てみると、ドーム型になったその縁を、まるでフリルみたいな感じで、小さい甲板がぐるりと一周囲んでいることがわかります。
「縁甲板」(えんこうばん)と言われるものだそうですが、そのうち、頭側に最も近い甲板を「項甲板」(こうこうばん)、尾側に最も近い甲板を「臀甲板」(でんこうばん)と呼ぶのだそうです。
さて、この頭側に最も近い「項甲板」―――。
アルダブラゾウガメにはあるが、ガラパゴスゾウガメにはないとのことで、この項甲板の有無で、ゾウガメの種類を見分けることができるということだそうです。
みちょるびんが激写したカメ公園のゾウガメの写真を拡大してみると、確かに「項甲板」がありました!!
ちょっと、感動。
みちょるびん的には結構、苦労して割り出した種別でしたが、公園の公式サイトを改めて見てみると、アルダブラゾウガメである事実があっさり明記されていました☆
しかも、カメにつけられた個別の名前まで紹介されていました。
アルダブラゾウガメ、愛されてるぅ~。
セーシェルのアルダブラ原産のこの種は、体長1メートルに達し、平均寿命は150年以上、同園で一番長生きしたゾウガメは250歳だったそうです。
世界で2番目に大きいカメの種であるアルダブラ種は、18世紀初頭以来モーリシャスで絶滅した、在来のドーム型ゾウガメやサドルバックゾウガメの親戚にあたるとのこと。
なお、オスとメスを見分けることも可能なのだそうで、お腹が平たいのがメスで、湾曲して腹の下に隙間ができているのがオスということです。
早速写真をチェック!と、いきたいところですが、地面にペタンと張り付いたように鎮座されていると、さすがにお腹の確認は無理だし、素人には判断がつきにくい。
みちょるびんたちが見学していた時に、食事を終えたカメがノソノソとその場から離れていく姿を見かけました。
歩いている姿は貴重なので、おお、これはラッキー!と思って観察していると、どうやら日陰を求めた移動だったらしい。
南国生れのカメだって、やっぱりモーリシャスの日差しはキツいものなんだねぇ!
以上、みちょるびんでした!
カメ公園
スタックするゾウガメたち
仲良しカメ
ワイルドなカメ
「項甲板」(こうこうばん)を発見!
お腹で性別を判断
性別の判断は難しい