こんにちは、みちょるびんです。
色って不思議ですよね・・・。
単体で着ると似合わないと思っていたジャケットと、大ぶりのラリエットを組み合わせてみて、やっぱり、マッチしているんじゃない!?と感じているみちょるびんです。
でも、未だに半信半疑。
まだ、自信は持てずにいる・・・。
写真がないので、言葉だけで説明をすることになり大変恐縮ですが―――。
まず、ジャケットは、アジアンテイストの刺し子のデザイン。
東南アジア――タイの山岳民族だったと思うが――のエスニックな柄が入った古布の全面に刺し子が施されているというものです。
全体的にくすんだオレンジ色で、サンドカラーや紺色の柄が入っている、いわゆる柄物。
ジャケット自体がビンテージというわけではなく、古布で仕立てたジャケットという面白い代物です。
袖口は大きく寸胴な形で、左右の前身ごろは首元にあるボタン1カ所で留めるといったシンプルなスタイル。
襟は一応ついてはいて、バンドカラー。
襟の形状が首元を包むように丸い帯(バンド)になっていて、前身ごろを合わせる首元の数センチところだけ襟がなく、隙間ができているといった形状。
バンドカラーは、前見頃と後ろ見頃の延長といったようにフラットであるので、「立体的」を好むみちょるびんからしてみると、「襟はない」のと当然といったところです。
強いて言えば、首元の紺色のボタンが、コロンと球形のくるみボタンとなっているので、それがアクセントとなっている。
その他は、装飾らしいものが一切なく、ストンと「平面的」な作りとなっています。
みちょるびんは服装のテイストとして、エスニックが好き。
だがそれまで、アウターについては、エスニック調のものを見つけることが難しかった。
だからこそ、そのジャケットとの出会いはとても貴重だと思いました。
ただ、ジャケット単体ではピシャッと「似合っている!」という感じがなかったのが、気がかりでした・・・。
しかし、お気に入りの深緑色をしたラクダ柄のストールを首に巻き付けてみたところ、バランスよく収まったので、購入に踏み切った次第。
その時にみちょるびんが考えた‘ジャケットが単体でピシャッと似合わなかった原因’は、ジャケットの色合いのせいではないかというもの。
全体的に色がくすんでいて、はっきりしない感じがあったので、みちょるびんの肌色に馴染み過ぎ、それがかえってぼやけた印象を作ったのかな?と考えました。
首に巻いた深緑色のストールはちょうど差し色にもなり、また、みちょるびんの首から上とジャケットをうまく連結する役割を果たしてくれているのだろうと推察しました。
きっと、それも一理あるのだとは思いますが、今となっては、ストールを巻くことで「立体的」を作れたことが、功を成したのではないかと思っています☆
さて、ストールを使わずとも、なんとかこの貴重なジャケットを活用したいみちょるびんです。
「立体的」であることは、みちょるびんにとって重要事項ということがわかっている。
ならば、「シャネル」方式同様に、ジャラジャラとネックレスをぶら下げてみればいいのでは?と素敵なアイディアを思いつきました(「ヒシヒシ。(38)」)。
ここでまた、長らく眠らせていたアクセサリーのお出まし。
みちょるびんが持っているアクセサリーの中で一番ボリュームがあるラリエットの登場です。
ラリエットとは、留め金がなく、ひも状になったタイプの首飾りのこと。
みちょるびんのラリエットは、長さが185cmもあります。
両端に8cmのフリンジが付いているので、全長約2メートル!!
実際に長さを測ってみて、自分でもびっくりしている。
使用する際は、このひもを首に何重かに巻くことになります☆
ベルトとして腰に巻いてもカッコいいね♪
このラリエット、第一に素材がユニークで、黒い毛糸でできています。
長い毛糸の束をメタリックに玉虫色に光るビーズの連の束や、黒い糸の束で数センチ、キュッと縛るような感じにアクセントをつけているので、元々の毛糸の部分はフワッと、まるで丸い玉のような形状になっている。
その丸く見える1cmくらいの大きさの毛糸の間に、ビーズの束と糸の束がそれぞれ交互に配置。
フリンジ部分は、形が不ぞろいのオニキスと思しき黒い石の連と、ビーズの連が、3本ずつ、計6本がぶら下っているといった格好。
存在感があってとてもインパクトがあるデザインです。
当時、店頭で見た時は、この黒しかなかったのですが、色違いでアイボリーもあったらしい。
そのもう一本は、スタイリストの方がお買い上げされたと店員さんに伺いました。
みちょるびんは、毛糸でできているというところが面白いと思ったし、面白い素材のものを見つけると、つい、欲しくなってしまう。
高かったので、少し迷いましたが、似合っていたので、ゲットしたのでした。
さて、このラリエットは、メタリックなビーズがモードな印象を与えるので、エスニックな古布のジャケットには不釣り合いなんじゃないかとも思ったわけですが、丸っこい毛糸自体は自然由来の素材なわけだし、全くテイストが合わないわけではない。
それに、ラリエットの黒色は、くすんでぼやけたような印象のあるジャケットを引き締める効果が!
ジャケットの色の中には紺色というダークな色が含まれているし、紺色のくるみボタンの丸と、ラリエットの毛糸の丸も調和していて、その組み合わせは全く唐突ではないんだよね。
やっぱり、悪くないんじゃないかって思う!
このラリエットを合わせようなんて発想、これまで一切なかったし、「『シャネル』ジャラジャラ」に対抗できるのは、この超ロングなラリエットしかないという思いだけでトライしたものでした。
意外なできあがりに驚いています。
あーっ、秋が、待ち遠しい♪
以上、みちょるびんでした!