こんにちは、みちょるびんです。
アクセサリー/ジュエリーを構成する地金の部分は、「鏡面加工」よりも「マット加工」の方が自分に似合っていると感じているみちょるびん。
先日、20年以上もの間眠らせていた、「鏡面加工」の、今度はイエローゴールドのチェーンブレスレットを復活させたのですが、これもやっぱり、鍵は「マット」にありました―――。
ここでの重ねづけも、ティファニーの「ベネチアン・リンク・ブレスレット」の活用の時とアレンジは同様。
みちょるびんはこれを(勝手に)「マット理論」と名付けることによう!
記事「ヒシヒシ。(6)」でご紹介したこのコーディネートは、①1.5cm幅の「ミサンガ」と、②「タイ製」の3連のヒモ――3mmの紺色布ヒモ、2mm弱の朱色布ヒモ、1mmにも満たない‘シルバーもどき’ ――のブレスレットと、③ティファニーの5mmの「ベネチアン・リンク・ブレスレット」、以上3つの組み合わせ。
「ミサンガ」と「タイ製」は素材が布なので、その表面は「マット」。
「タイ製」は意外と広がり、「ミサンガ」並みに幅を利かせているので、結果、トータル3cm幅くらいの「マット」空間ができることになる。
そこに、これまで鼻についていた「鏡面加工」の「ティファニー」が来たとて、金属質なゴツさが緩和されるという、この不思議さよ。
「マット」と「鏡面」の合わせ技で攻めたのでした。
だがむしろ、「鏡面」が加わってこそ、このコーディネートは完成される!、といったフシもある!!
先日、みちょるびんが編み出した、「鏡面加工」イエローゴールドのチェーンブレスレットのコーディネートは、同じく「マット」2つに「鏡面」1つという組み合わせ。
そもそも、これは、ベトナムで購入した山岳民族のブレスレットをどうにか活用したい!という思いがあって、取り組んだものでした。
この「山岳民族」ブレスレット―――。
形は完全輪っかではない、C字のバングルタイプ。
面白いのが素材。
ベースは木製で、その表面に、アンティークの布が貼り付けられている。
その布には、レンガ色や深緑等の糸で、エスニックな柄の刺繍がほどこされているというユニークさ。
とにかくその珍しいデザインに惹かれて購入しました。
日本円にして1600円くらいという安さも魅力的でした♡
3cmと幅広で、厚みも1cmくらいあるので存在感がある。
これ1つでも十分に勝負できるのでしょうが、ブレスレットが持つ独特なエスニックの雰囲気が逆に、他の洋服との相性を狭めているような感じがあって、これも結局一度もつけることなく眠らせていたのでした。
ゲットしたのは14年くらい前なので、他の30年選手等と比べたら、まだニュー・カマーといった感じではありますがね☆
この「山岳民族」ブレスにまず、3mm幅のミサンガ――とでもいうのか、布製のブレスレットを合わせてみました。
「LeJu London」というブランドの手織り機で作られたもので、日本円にして3000円くらいだったように思います(HPを見てみたら、正規料金はこの半額のお値段―っ!!)。
ブロンズカラーの中に1本の紺色のラインが刺繍されていて、みちょるびんの肌色にも馴染みやすく、また、「山岳民族」バングルの色ともマッチ。
だが、この2つだけではつまらないような気がして、そこに加えてみたのが「鏡面加工」のイエローゴールド・チェーンでした。
これは、20年以上前にビンテージショップで一目ぼれしたもの。
チェーンがダブル・アズキになっていて、それまで、このタイプのものをみちょるびんは見たことがなかったので珍しく感じました。
太さは5mmくらいですが、パーツが細く、奥が透けて見えるので、全体的に華奢でエレガントな雰囲気。
それが美しいと思いました。
しかし、「鏡面加工」のイエローゴールドはやっぱり、みちょるびんは苦手で、これも出番を作れず、眠っていたアイテムの1つとなっていたものでした・・・。
「山岳民族」バングルと「手織り」ブレスの両者が、腕を横断して直線的なラインを作ってほぼ動きがない中、このチェーンだけが、腕の動きに合わせてくるくると回転するので、つけていて楽しい!
これも、それぞれ太さの異なる3つのブレスレットの重ねづけであり、「マット」空間が3.3cmであるのに対し、「鏡面」は5mmという細さ。
この組み合わせの場合、(色はともかく)同じ5mmという太さであっても、直線的なティファニーのベネチアンタイプではなく、チェーンに凹凸があって抜け感がある‘ダブル・アズキ’っていうところが、成功の要因だと思います。
難しく感じていた「山岳民族」ブレスも、「手織り」と「ダブル・アズキ」が加わったことで、エスニック色が緩和され、洋服に合わせやすくなった気がします!
と、ね―――。
こんな具合に、「マット」の分量を増やせば、苦手な「鏡面」も制覇できるんじゃないかという「マット」理論よ?
「マット」との対比でむしろ、持て余していた「鏡面」も活きてくるのだから、すごし!
以上、みちょるびんでした!