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セーヌ川クルーズ!

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 こんにちは、みちょるびんです♪ 

 後輩ちゃんのおかげで、パリ旅行に出かけることができたみちょるびん(「異なる旅のスタイル。」)。

 美術館以外には、モン・サン・ミッシェルに行ってみたかったのですが、片道だけで3時間以上もかかるし、1日がかりの観光になってしまう。
 パリ到着が夜で、且つ、中日にしかフル活動できない2泊3日の旅にはちょっと厳しい時間付け。
 みちょるびんにはその覚悟もあったのだけど、出遅れてしまい、残念なことに電車の予約などができませんでした(- - ☆)。

 後輩ちゃんも状況的に乗り気ではなかったし、せっかくいろいろとアレンジしてくれた後輩ちゃんと別行動というのもね・・・。
 本命のオルセー美術館とオランジュリー美術館の手配ができただけでも御の字ということで、パリ観光に徹することにしました。

 みちょるびんもパリは事実上30年ぶりの観光になる。
 それもアリかなと気持ちを切り替えました。

 凱旋門だとかは行った記憶がなかったのでリクエストし、他には?と後輩ちゃんに訊かれた時に「セーヌ川のクルーズとか・・・?」と控えめに希望を伝えていました。

 セーヌ川のクルーズは、ランチやらディナーやらをしながら優雅に巡る・・・というイメージがあったので、料金が高額なんじゃないか!?
 節約に努めている後輩ちゃんに却下されるんじゃないか・・・という思いがあったので遠慮していたところがあったわけですが、あっさり、予約が取れました!という報告が。

 おお、それは良かった♪と思っていたら、チケットを購入してから1年間有効という不思議なクルーズ。
 料金も17ユーロと安価。
 そういうものもあるんだねぇと感心していたら、なんと巨大なボートでの遊覧でした。

 通常のボートを縦に2つ繋げたような細長い形で、セーヌ川を歩いているときに2階のテラスに人がギッシリ詰まっている様子を見て「うわぁ、すごい人! あれには乗りたくない!!」って思っていたら、そのボートツアーでした☆

 後輩ちゃんの話では1,000人乗れるんだとか!
 マジか!?
 転覆したら、一巻の終わりって感じだね・・・。
 最も、みちょるびんはどんなボートに乗っていても、泳げないという意味ではいずれにせよ一巻の終わりなのですが☆

 見晴らしのいい2階のテラス席が狙い目だけど、屋根がないのでサンサンと肌を指すような日光に焼かれることは間違いない。
 少し日が陰ってからにしようと、18時頃に船着き場に行ってみたのですが、乗船を待つ長蛇の列にびっくり。
 炎天下の中、ご苦労なことに、皆さん、根気よく並んでらっしゃったんですよ・・・。

 あー、1年間有効っていうのが、理解できたような気がしました。
 これじゃぁ、また次回の機会に!っていう気になるわ・・・。

 みちょるびんも後輩ちゃんも、この頃になると歩き疲れていて、さすがにこの列に続きたいという気にはなれませんでした。
 後輩ちゃんは、翌日、朝一で来ればさほど並ばないのではないか?という提案をしてくれましたが、朝であろうが天気がよければ地獄のクルーズになることに変わりはないし、もう少し日が暮れてからまたトライしてみることにしました。

 2時間ほど時間を潰し、再び20時頃に船着き場に戻りました。
 先ほどよりかは多少、列が短くなっているような気がしたし、何より、日陰になっていたので並びやすかった!
 それに休憩したおかげで体力も復活していました。

 20時過ぎにボートが戻って来てどんどん人が乗り込んで行き、列が進みました。
 みちょるびんたちも改札を通され、乗ろうと思えば乗ることはできましたが、既に満席に近い様子。
 いい席が取れる見込みはなかったし、席がばらばらになる可能性もありました。

 どうせなら端側のベンチに座りたいし、20:30発の便は見送ることにし、21:00発の便を待つことにしました。

 次のボートが戻ってきて乗船の時間になると、たくさんの客が我先にと乗り口に殺到し、もみくちゃになりました。
 が、なんとか端っこのベンチを確保♪

 しかし、だからと言って安泰というわけではなく、ベンチを囲むようにある通路に立つ人たちが現れるので、100%視界がいいというわけではない。
 写真撮影のためには完全に座ったままというわけにはいきませんでしたが、それでも実際には、座っていても十分に景色を楽しむことができたので良かったです。

 ボートが出発した21時を過ぎると、少しずつ日が暮れていき、夕焼けが見られるなどして空がとてもきれいでした。
 遠くに見えていたエッフェル塔も、少しずつオレンジ色に色づいていき、エッフェル塔の間近まで来たときにはだいぶ夕暮れに生えるように光り輝いていました。
 時間とともにそうした変化が見れるのも楽しかったです。

 22時に船着き場に戻ってきた頃にはすっかり暗くなっていましたが、観光している時はちょうどいい感じのトワイライトで、この時間にして正解だったと思いました。
 22:30発の便もあったようで、まだまだ人の列は途切れていませんでした。

 エッフェル塔がキラキラとこぼれるように明滅する白い光を身にまとい、22時を知らせてくれました。
 20時の回も列に並んでいる時に見たし、2回もスペシャルバージョンを見ることができてラッキー!

 一時はどうなることかと思いましたが、大満足のセーヌ川クルーズでした。

                             以上、みちょるびんでした!

【みちょるびんたちが乗ったのと同じタイプの巨大なボート】
【オルセー美術館】
【エッフェル塔とアレクサンドル3世橋】
【最上階が顔に見えてならない。レトロロボットのようなエッフェル塔!】
【すごい数のボートが行き交う】
【足下ではパリオリンピックのカウントダウンが!】
【パリオリンピックまで75日!】
【メトロ6号線とエッフェル塔】
【自由の女神とエッフェル塔】
【ゴッホの絵画チックな光景】
【ゴッホ作『ローヌ川の星月夜』】
【鼻からビームを出すエッフェル塔】

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