こんにちは、みちょるびんです♪
14:30頃、ストーンヘンジのビジターセンターに到着。
ツアーバスは、ビジターセンターの駐車場に停車し、そこで下車することになりました。
雨はまだ降っていましたが、気にならない程度の小雨。
傘はささずにそのままビジターセンターに移動しました。
入口のところにあったブースで、ツアーバスの運転手さんにもらったレシートのQRコードを見せて、受付完了。
ストーンヘンジまで行ってしまうと周囲にはお手洗いはないので、先に済ませました。
ビジターセンターからストーンヘンジまでは約2.2キロ。
この2つの間をシャトルバスが観光客をピストン輸送している。
片道3分くらいの走行であり、シャトルバスの出発時刻は特に決まってはいないといった様子で、お客さんが集まったら発車する・・・ということのようでした。
このバスに置いてかれたら、しばらく待たされるのかも!?という焦りから、つい、せっかちなみちょるびんなんかは小走りになりがちですが、その日のツアーバスの最終便で来場した客はみちょるびんとアベックのみ(「ストーンヘンジへの道!(11)」)。
それ以外にも車で来たのであろう人たちもいたけど、そんなにたくさんではない。
あと2時間半も経てば閉館する時刻になることを考えると、これから先、たくさんの観光客が押し寄せてくることは考えにくい。
そんなだからか、車内はガラ空きでしたが、シャトルバスはほどなくして発車しました。
その頃になると、雨はすっかり止んでいました。
ラッキー♪
バスを降りるとすぐに草原の向こうにグレーの色をした石の塊が見え―――。
それが、ストーンヘンジでした。
広大な草原の中にあるストーンヘンジは、想像していたよりも小さく感じられました。
今回の旅行に際し、みちょるびんが旅行好きの友人に、ストーンヘンジに行ってみたいんだという話をした際に、行くとがっかりする訪問先の1つと聞いたことがあるから、自分はあまりそそられない・・・と言われたことが頭をよぎりました。
みちょるびんは、写真で見たことがある形状をした物体が遠目見えた瞬間、おおおお!と一旦気分が高揚。
でもその一方で、正直に白状すると、ちょっとこじんまりしているな・・・という印象を持ったのも事実(- - ☆)。
ストーンヘンジに呼ばれていれば、ストーンサークルの中に入れるはず!と、妙な思い入れを持ってこの旅行に臨んだくせに、ストーンヘンジに対して失礼千万です。
写真だと、画像いっぱいに写っているストーンヘンジは、いつも何か意味ありげで、神秘的。
迫力があって雄大な雰囲気もある。
しかし、‘引き’で見た時には、背景となる草原と空がだだっ広くて、空間がたくさんあることで、その分ストーンヘンジが小さく見えちゃうのかなぁ?と思ってみたり。
他に比較できるものがないと、その規模はなかなか伝わらないよね・・・。
あとでこの時に撮った写真を改めてよく見てみると、こじんまりして見えていた原因の1つに、ストーンヘンジの下半分が手前にあった丘で隠れていたからということが判明。
自然の地形だから、仕方がないことだけど、やっぱ、ストーンヘンジ、損してる!
超有名な世界遺産なんだし、来場者にはもっと強烈なインパクトを与えたいところだよねぇ!?
まぁ、世界遺産なんだから、ドンと構えてていいんだけど!
今は、形が崩れてしまい完璧な姿ではありませんが、ストーンヘンジは元来、巨石で造られた直径約30メートルの環状の柵(サーセンサークル)があって、その内側に鳥居のような形に組まれた三石塔(トリリトン)5基が馬蹄形に配置されていたのだそうです―――。
サークル内が実は直径30メートルっていうのも、あまり面積が広いとは言えないのかもね・・・。
高さも、一番高いトリリトンが7メートルくらいで、建物でいうと2階建てくらい、サーセンサークルに至っては4メートルくらいだそうだから、こちらの方も背が高いとは言い難い??
だけど、このストーンヘンジの一番の売り(?)は、その目的が未だ解明されていないというミステリアスなところ!
高さ4〜6メートル、重さ25〜30トンの巨石を直立させたり、あるいは鳥居のように、2つの巨石の頂上に巨石を横にして乗っけたり・・・と、クレーン車のない太古の人々が行った仕事だと考えると、その建設技術の高さに舌を巻くし、またサーセン石の配置は太陽の動きに合わせて計算されているということだから、天文学的な知識があったっていうことにもなる。
なんだかんだ言っても、結局、畏敬の念を抱かずにはいられないわけです。
‘引き’で見た時は、一瞬みちょるびんも惑わさそうになりましたが、近くで見ると、ストーンヘンジはやっぱ、すごいんだぞうっ!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!