こんにちは、みちょるびんです♪
FORTNUM&MASON(フォートナム・メイソン)では1時間くらい、ハイティーを楽しみました。
ハイティーとアフタヌーンティーの違いについてこれまで特に考えたことがなかったのですが、調べてみたところ、起源や目的が異なるということがわかりました。
アフタヌーンティーは、もともと、上流階級社会で流行したもので、小腹を満たすためのおやつ感覚から始まったそうです。
発明したのは、第7代ベッドフォード公爵夫人のアンナ・マリアで、19世紀中頃(ビクトリア王朝)当時は、食事の回数は朝夕の2回だったのだそう。
そんな中、電気の発達とともに、オペラ観劇などの夜の活動がどんどん夜遅くにずれ込んでいき、それに伴い、夕飯の時間も遅くなっていったのだとか。
朝ごはんから夕飯までの間にかなり時間が空いてしまうようになったことから、アフタヌーンティーを行うことで小腹を満たすようになったのだそうです。
アフタヌーンティーは上流階級の社交の場としての役割を果たし、大流行したとのこと。
アフタヌーンティーの起源にはそんな背景があるため、豪華で優雅であることがお決まりなんだそうです。
一方、ハイティーの発祥はスコットランドの労働者階級にあるのだとか。
当時は労働者階級の人たちにも紅茶が浸透し、食事とともに紅茶を飲む習慣が定着していたらしい。
彼らの主な職務内容が肉体労働であったことから、体力をつけるために夕飯に肉などをがっつり食べていたらしく、それが、現在のハイティーの始まり。
夕飯という位置づけのようです。
そんなわけで、ハイティーは別名、ミートティーとも言われるらしいです☆
伝統的なアフタヌーンティーは主に、サンドイッチ、スコーン、ケーキ、紅茶で構成されますが、ハイティーでは、ミートパイなどの食事が供されることになるそうです。
そうなると、フォークとナイフを使う必要があることから、テーブルにはある程度高いこと(high)が求められ、そのためハイティーと呼ばれるようになった・・・なんだとか。
最も、ハイティーの名前の由来は諸説あるようです☆
さて、フォートナム・メイソンでは、アフタヌーンティー、セイバリーアフタヌーンティー、ハイティーと大きく3つのコースがあります。
アフタヌーンティーはいわゆるスイーツがメインで、フィンガーサンドイッチ5種、プレーンとレーズンのスコーン、ケーキ5種と、それに紅茶。
それに対してしょっぱい系のセイバリーアフタヌーンティーでは、ケーキのかわりに、うずらのスコッチエッグやキャビアとサーモンパテなどが供されるそうです。
そしてハイティーでは、アフタヌーンティーのフィンガーサンドイッチ5種が食事に代り、好きなメニューを選ぶことができるようになっています。
みちょるびんは、ロブスター入りのオムレツというのをチョイス。
ウェイターさんに、グッドチョイス!と言われました♪
確かにおいしかったです♪♪
ただなー・・・。
みちょるびんは甘い物は好きではあるのですが、実はそんなにたくさんは食べられない。
途中まではおいしくいただいていたのですが、後半にいくに従って口の中が甘くなってしまい、最後はノルマをこなすのが拷問のような感じになりました(笑)。
しかもその日は、理由はよくわからないのだが、5つの定番ケーキ以外に、特別に他にもケーキが選べるようになっていて、チョイスしたチョコレートタルトはお持ち帰りさせていただきました。
天下のフォートナム・メイソンのハイティーを愚痴るなんて贅沢なことですが、上流階級の人たちが、アフタヌーンティーで優雅な社交のひと時を過ごしていたことを考えると、一人ではなく、やっぱり親しい友人らと楽しくおしゃべりしながらいただきたいものだと思いました。
予約していた時間には間に合うことはできたものの(「ストーンヘンジからの道♪(19)」)、飛行機の時間の関係であわただしく1時間くらいで席を立つことになったし、次の機会はゆっくりしたいです。
以上。
これにて、ストーンヘンジに始まったみちょるびんの英国旅行は幕を閉じたのでした♪
(完)
以上、みちょるびんでした!