こんにちは、みちょるびんです。
【滞在7日目の日記】
今日は、ゆっくりめの起床。
瑞穂は、昨日レッカー車で運ばれていった自分の車の行方がわからないということで、朝から、会社の同僚に頼んで、所在等の確認を行っていた。
そんなこともあり、時間も遅くなっていたので、家でゆっくり、朝昼兼用のブランチをした。
瑞穂はまだ、車の件でやるべきことがあったので、食後、すぐには出かけられなかった。
他方で、幸か不幸か、「パテック・フィリップ・ミュージアム」なら、道に不案内な我々でも、バスで簡単に行けると言うことだったので、私と友子は、二人で、改めて「パテック・フィリップ・ミュージアム」に行くことになった。
美術館では、受付の人も、私たちのことを覚えていたようで、「昨日も来たでしょ」と言われた。
14時過ぎから英語のツアーガイドがあると事前に聞いて知っていたので、私たちは、それを目指して来ていた。
幸い、ガイドの人の英語は聞きやすく、あらかた理解することができた。
ツアーの所要時間が、2時間と聞いた時は、耳を疑ったが、展示物も多いので、それくらいの時間が必要なのは納得だった。
それにしても、確かに、2時間のツアーはハードだった。
睡眠不足も祟っているのだろう。
しかし、内容はとても興味深く、ツアーに参加できて、本当に良かったと思った。
瑞穂の車のトラブルがなければ、再び、この美術館に来ることはなかっただろう。
「瓢箪から駒」とはこのことだ。
友子には、つき合ってもらう形で悪かったが、大満足。
2時間ツアーを終え、既に足が棒のようになっていたが、アンティークフロアは気合いで、ダメ押しで、もう一周してきたほど。
ところで、私は、ツアーの途中から、かなりお腹が減っていた。
それで、美術館を出てすぐ、何か口に入れることにした。
当初、瑞穂んちの最寄りのバス停(と言っても、徒歩20分くらいの距離)の近くにコープ(スーパー)があったので、そこまで戻って、コープで買い物をして帰るつもりだった。
が、美術館のすぐ近くにもコープを発見したので、こちらのコープで買い物し、腹ごしらえをすることにした。
私たちはコープで腹の足しになりそうな野菜スティックやナッツを買い、椅子を求めて近くにあった公園に戻った。
しかし、ベンチは既に占拠され、空いていなかったので、背の高い歩車道境界ブロックに腰かけて食べた。
背中に、びゅんびゅん車の風圧を感じながら・・・。
何とか空腹が治まった頃に、瑞穂から連絡があり、瑞穂もジョインすることになった。
コープで待ち合わせ、見事、合流にも成功。
私たちは3人で、元来た道を帰った。
夕飯は、瑞穂の友達の山田くんが、レストランに連れて行ってくれることになっていた。
昨夜のミアさん夫妻とのフォンデュ・ディナーに、山田くんにも声をかけていたのだが、あいにく先約があったため、代わりに今夜ご一緒することにしていたのだ。
瑞穂の車が使えなくなった今となっては、ありがたい展開だった。
実は、私は以前、山田くんに会ったことがあった。
記憶の中の山田くんは、背の高い人というもので、それ以外は、地味な印象だったわけだが、紫色の車から降り立った山田くんは、イタリアンな感じの派手なボーダースーツを身にまとい、ちょっとカッコ良かった。
しかも、近づいてみて、本当に背が高いことに驚いた。
190cmだとか。
小顔で痩せているせいもあろうが、とにかく’背高のっぽ’に見えた。
山田くんは思っていた以上に気さくな人で、楽しい食事会になった。
また、山田くんは、暇なのか、本当にいい人なのかわからないが、「これから夜景を見に出かけよう」とか、「明朝、イボアールに行こう」などと誘ってくれた。
私たちは、明日が帰国の日であり、荷物のパッキングのことが心配ではあったが、せっかくの申し出なので、明朝、イボアールに連れて行ってもらうことにした。
瑞穂んちに戻って来た時は、24時になろうとしていただろうか。
明日の山田くんのお迎えが6時半と言うことだったので、私は、今夜のうちにシャワーを済ませておくことにした。
その方がパッキングも楽だと思ったのだ。
今回の旅行は、ハイキングのために準備した衣類や靴などの荷物が多くて、キャリーバッグのスペースに、もともと余裕がなかった。
だから、どのように土産を詰めるか、頭が痛かったが、何とか見通しが立った。
床に就いたのは、1時半過ぎ。
それでも、明日の起床は、5時半にせねばなるまい。
以上、みちょるびんでした!