旅行

スイス旅行の思い出。(8.「パテック・フィリップ」、再び)

投稿日:

こんにちは、みちょるびんです。

【滞在7日目の日記】

 今日は、ゆっくりめの起床。

 瑞穂は、昨日レッカー車で運ばれていった自分の車の行方がわからないということで、朝から、会社の同僚に頼んで、所在等の確認を行っていた。
 そんなこともあり、時間も遅くなっていたので、家でゆっくり、朝昼兼用のブランチをした。

 瑞穂はまだ、車の件でやるべきことがあったので、食後、すぐには出かけられなかった。
 他方で、幸か不幸か、「パテック・フィリップ・ミュージアム」なら、道に不案内な我々でも、バスで簡単に行けると言うことだったので、私と友子は、二人で、改めて「パテック・フィリップ・ミュージアム」に行くことになった。

 美術館では、受付の人も、私たちのことを覚えていたようで、「昨日も来たでしょ」と言われた。
 14時過ぎから英語のツアーガイドがあると事前に聞いて知っていたので、私たちは、それを目指して来ていた。

 幸い、ガイドの人の英語は聞きやすく、あらかた理解することができた。
 ツアーの所要時間が、2時間と聞いた時は、耳を疑ったが、展示物も多いので、それくらいの時間が必要なのは納得だった。

 それにしても、確かに、2時間のツアーはハードだった。
 睡眠不足も祟っているのだろう。
 しかし、内容はとても興味深く、ツアーに参加できて、本当に良かったと思った。
 瑞穂の車のトラブルがなければ、再び、この美術館に来ることはなかっただろう。
 「瓢箪から駒」とはこのことだ。

 友子には、つき合ってもらう形で悪かったが、大満足。
 2時間ツアーを終え、既に足が棒のようになっていたが、アンティークフロアは気合いで、ダメ押しで、もう一周してきたほど。

 ところで、私は、ツアーの途中から、かなりお腹が減っていた。
 それで、美術館を出てすぐ、何か口に入れることにした。

 当初、瑞穂んちの最寄りのバス停(と言っても、徒歩20分くらいの距離)の近くにコープ(スーパー)があったので、そこまで戻って、コープで買い物をして帰るつもりだった。
 が、美術館のすぐ近くにもコープを発見したので、こちらのコープで買い物し、腹ごしらえをすることにした。

 私たちはコープで腹の足しになりそうな野菜スティックやナッツを買い、椅子を求めて近くにあった公園に戻った。
 しかし、ベンチは既に占拠され、空いていなかったので、背の高い歩車道境界ブロックに腰かけて食べた。
 背中に、びゅんびゅん車の風圧を感じながら・・・。

 何とか空腹が治まった頃に、瑞穂から連絡があり、瑞穂もジョインすることになった。
 コープで待ち合わせ、見事、合流にも成功。
 私たちは3人で、元来た道を帰った。

 夕飯は、瑞穂の友達の山田くんが、レストランに連れて行ってくれることになっていた。
 昨夜のミアさん夫妻とのフォンデュ・ディナーに、山田くんにも声をかけていたのだが、あいにく先約があったため、代わりに今夜ご一緒することにしていたのだ。
 瑞穂の車が使えなくなった今となっては、ありがたい展開だった。

 実は、私は以前、山田くんに会ったことがあった。
 記憶の中の山田くんは、背の高い人というもので、それ以外は、地味な印象だったわけだが、紫色の車から降り立った山田くんは、イタリアンな感じの派手なボーダースーツを身にまとい、ちょっとカッコ良かった。
 しかも、近づいてみて、本当に背が高いことに驚いた。
 190cmだとか。
 小顔で痩せているせいもあろうが、とにかく’背高のっぽ’に見えた。

 山田くんは思っていた以上に気さくな人で、楽しい食事会になった。
 また、山田くんは、暇なのか、本当にいい人なのかわからないが、「これから夜景を見に出かけよう」とか、「明朝、イボアールに行こう」などと誘ってくれた。

 私たちは、明日が帰国の日であり、荷物のパッキングのことが心配ではあったが、せっかくの申し出なので、明朝、イボアールに連れて行ってもらうことにした。

 瑞穂んちに戻って来た時は、24時になろうとしていただろうか。
 明日の山田くんのお迎えが6時半と言うことだったので、私は、今夜のうちにシャワーを済ませておくことにした。
 その方がパッキングも楽だと思ったのだ。

 今回の旅行は、ハイキングのために準備した衣類や靴などの荷物が多くて、キャリーバッグのスペースに、もともと余裕がなかった。
 だから、どのように土産を詰めるか、頭が痛かったが、何とか見通しが立った。

 床に就いたのは、1時半過ぎ。
 それでも、明日の起床は、5時半にせねばなるまい。

                             以上、みちょるびんでした!

-旅行

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ストーンヘンジからの道♪(15)

 こんにちは、みちょるびんです♪  13:45頃から始めたローマン・バスの見学は、オーディオガイドの説明箇所をあと数回分残したところで、15時半頃にあわただしくホテルに戻りました。 と、言うのが、ホテ …

シンガポールの思い出。(4.シンガポール動物園)

こんにちは、みちょるびんです。 【はじめに】  ある年の夏に、仕事で、シンガポールに出張したことがありました。 仕事の合間に、少し、自由な時間があったので、その時間を有効活用して、みちょるびんは、初め …

レユニオン旅行♪(16)

 こんにちは、みちょるびんです♪  冬休みを利用して、7泊9日で、アフリカの島国「モーリシャス」と、そのお隣のフランスの海外県「レユニオン」に行ってきました!  レユニオンでは、至れり尽くせりのモーリ …

ベルギー旅行の思い出。(6.ファンシー・ダイナミック)

こんにちは、みちょるびんです。 【滞在5目の日記】  今日からベルギー南東部へ3日間の旅。  最初に目指すは、小さい町、リエージュ。 リエージュには、7大秘宝の第5弾「聖バルテルミーの洗礼盤」がある。 …

ストーンヘンジからの道♪(2)

 こんにちは、みちょるびんです♪  ストーンヘンジでうれしい歓迎(!?)を受け(「ストーンヘンジへの道!(14)」)、ウキウキ気分でホテルに帰ったみちょるびん。 それだのに、部屋のコンセントの差込口と …