こんにちは、みちょるびんです。
【滞在6日目の日記(前半)】
遅めの起床。
今日の予定は、買い物と「パテック・フィリップ・ミュージアム」。
何となく、天気がすっきりしなかったが、昼頃にはとうとう雨が降って来た。
私たちは、グローブス百貨店に再度戻り、そこで軽くランチすることにした。
グローブス百貨店の1階にはデリコーナーがあり、ウィンドゥの中に陳列したパンやサラダ、ケーキは色鮮やかでとてもおいしそうに見えた。
私たちは、迷った挙句、結局、中華を食べることにした。
わたし的には、正解。
久々に、おいしいアジアンフードに舌鼓を打った。
それにしても、スイスは物価が高い。
予備知識として知っていたことではあるが、こんなに食事にお金がかかるとは思わなかった。
三人で、3皿と2本のミネラルウォーターだけの注文なのに、約75フラン、一人2300円位というとこか。
信じられない高さである。
さて、幸い、グローブス百貨店で食事をしている間に、雨は止んだ。
スイスブランドのバリーや土産物屋をチェックしつつ、私の大好きなイタリアンブランドP様を探した。
P様の母国イタリアは、スイスから行きやすいということもあり、実際にイタリアに行く機会が多い瑞穂は、ジュネーブでは一度も、P様買いをしたことがないということだった。
ジュネーブで、P様ショップを意識して探したことがないということもあるのだろうが、だから、結論として、ジュネーブには、P様の店舗はないのではないかという話になった。
仕方がないので、そろそろ次の目的地に移動しようとしていたところで、私は、偶然にも、P様の取扱店を見つけた。
イタリアンブランドのセレクトショップだった。
私は、本気で買い物するつもりはなかったのだが、皆をつき合わせた手前もあり、無難な、P様のボストンバッグのミニチュアを買うことにした。
どこぞのブランドでもミニチュアバッグを販売しているのを見たことがあり、今、流行っているのかも知れない。
プラ吉(みちょるびんの造語、(ピィ)ラダ(ピィ)ちがいの略)としては、コレクションアイテムとして押さえておくのも悪くないだろう。
それにしても、今シーズンのP様は、一体どこに向かおうとしているのか。
かなり強烈なインパクトで、自己主張の強いデザインのものばかりだった。
いくらプラ吉の私でも、さすがに大枚をはたいてまでゲットしたいとは思わなかった。
ただ、そんな中でも、ムートンのシルバーのショートジャケットはイカしていた。
とは言え、さすがのお値段。
とてもじゃないが、一般庶民には買えないね。
P様ショップで遊んだこともあり、時刻は既に16時になろうとしていた。
私もきちんと気にかけているべきだったが、これから行こうとしていた「パテック・フィリップ・ミュージアム」の閉館時間は17時なのだ。
それから慌てて、美術館に向かった。
美術館に到着したのは16時40分頃。
受付の人に訊いたところ、見学は、通常は1時間位かかると説明された。
あと20分しかないが、明日また来られるという保証はなかったので、それでも観ることにした。
しかし、館内に入ってみて、愕然とした。
展示物の数が半端じゃないのだ。
せっかくの「パテック・フィリップ」の美術館なのだから、時間に制約のある中、まずは、「パテック・フィリップ」の展示フロアから攻めることにした。
1つ興奮したのは、私が持っているビンテージウォッチと全く同じデザインの時計が展示されていたということ!
これは驚き!!
私の時計は、実は、別のメーカー製なのだ。
金属でできたブレスレット部分がとても独特で、その特徴的なデザインが気に入って購入したものだったが、私が買った時計はもしかすると、「パテック・フィリッピ」のブレスレットに、別の時計メーカーのヘッドを接着したものなのだろうか・・・???
ここは、「パテック・フィリップ」の美術館だし、きっと、このデザインは、こちらの方が本家、オリジナルなんだろうからね。
それにしても、いやぁ、びっくりした。
そうこうしているうちに、すぐに閉館時間の17時になった。
アンティークのフロアに移動して、すぐのことだった。
アンティークウォッチも、これまで私が見たことがないようなデザインのものが多く展示されており、もう退館しなければならないことに、心から残念に思った。
明日は、一人だけ、皆とは別行動し、また戻ってこようかと考えたくらい。
が、仕方ない。
とにかく今日は、お開き。
本当、時計マニアなら、絶対、来なきゃだ。
また、いつの日か、訪問するチャンスはあるだろう・・・?
気を取り直して、その後、コープ(スーパー)に土産を買いに出かけた。
チョコレートやチーズフォンデュ等をゲットした。
スーパーを物色しているうちに、気づくと、2時間が経過していた。
疲れるはずである! (つづく)
以上、みちょるびんでした!