こんにちは、みちょるびんです。
【滞在5日目の日記】
温泉地、シュクオールでの滞在。
今日はゆっくりめに起床。
ホテルに設置されているスパのオープンが9時だということが判明し、起床時間を1時間遅らせた。
チェックアウトの時間が11時なので、スパはあいにく1時間くらいしか楽しめないが、その分、睡眠はとれる。
私たちは、予定の1時間遅れの7時45分に起床し、8時に朝食会場で落ち合った。
朝食後にはスパに入るので、化粧する必要はなく、起き抜けだ。
私なんか、顔も洗わずに朝食会場に出かけた。
そして、食事のあとは、いよいよ水着の出番。
この春にバーゲンセールで、5千円で買ったスポーツ水着。
友子も似たような水着で、二人でおそろいという感じになった。
部屋で水着に着替え、4人でバスローブ姿で、スパに向かった。
なんだか、スパの更衣室はよくわからない仕組みになっていたが、何とか潜入に成功。
シャワーを浴びて、いざ出陣。
まず、屋内にある大きなプールが目に入った。
水色のプール。
思いの外、人がいなかった。
水に浸かってみると温かかった。
プールは、そのまま屋外にも続いていて、冷たい外気を遮断している、のれん式ビニールカーテンを潜って外に出た。
屋外のプールの水は少し冷たく、水の外に出た肩は少し、肌寒かった。
プールのサイズはさほど大きくなかったが、ドーナツ型の流水プールとなっており、何より、目の前に広がる山々がとてもきれいで、とにかくうれしかった。
私は、流水に流されながら、知らず知らずに、声を出して笑っていた。
とても楽しい。
景色も最高!
ただ、流されているだけなのに、とっても楽しかった。
平泳ぎをしてみたり、犬かきをしてみたり、両足を揃えてジャンプしてみたりしながら、何周も流水プールを回った。
特に、急に流れが変わるところは、愉快だった。
気が向いたら、側壁から吹き出ている泡ブクのところに行って、ハイキングで歩き疲れた足の筋肉をほぐしてみたりした。
至福の1時間はあっという間だった。
私たちは10時過ぎにスパを出た。
それからは、急いで支度をして、ホテルをチェックアウトした。
私たちは、荷物を一時的にホテルのフロントで預かってもらい、昨夜の夕食の後にチェックした土産物店を見に出かけた。
そこで私は、いくつかお土産をゲット。
自分用には、スイスアーミーの毛布が革でトリミングされたカバーのついたノートを買った。
スイスのお土産は、赤地に白い十字架がトレードマークでかわいいので、ついつい、いろいろと欲しくなってしまう。
ところで、ここシュクオールは、伝統的な技法で家の壁を装飾することでも知られている街なのだそうだ。
壁の装飾を観に、街を少し歩いてみた。
壁画はとても独特であったが、窓辺に花が飾られており、とてもかわいい街並みだった。
あいにく、私のデジカメのバッテリーが切れてしまい、写真に収められなかったのが、大変悔やまれた。
そうやって私たちは、ゆっくりランチもして、15時半過ぎの列車でシュクオールを後にした。
ジュネーブまでの道のりがとても長く感じられた。
2つ列車を乗り継いで、ジュネーブに到着したときは、21時半になろうとしていた。
ハイキングなどして一緒に旅したミアさんは、ジュネーブの1つ前のローザンヌで下車していた。
私たちは旅の疲れもあり、それから食事を作るのも大変だったので、遅くまで開いているという駅近くのベトナム店でフォーを食して帰った。
フォーも少し、味がしょっぱかった。
かくして、3泊4日の地方旅行は、今日で終わり。
スイス滞在6日間のうち2/3が終了ということになる。
早いものだ。
それにしても、今回の旅では、スパの流水プールが、とにかく楽しかった!
実のところ、旅のハイライトだったハイキングよりも、印象に残っているのだから不思議だ。
以上、みちょるびんでした!