旅行

スイス旅行の思い出。(4.コルヴァッチ展望台)

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こんにちは、みちょるびんです。

【滞在4日目の日記】

 サン・モリッツ。
 6時半起床。
 8時に朝食を開始した。

 今日はハイキングを行う。
 スイス人のミアさんは、隣国のイタリアの山でもよく登山をするとのことで、私たちはミアさんについていけるか、かなり心配だった。

 そもそも、ロープウェイ乗り場まではバスでの移動となるが、そのバス停まで歩くとなると、肝心のハイキングの前に疲れそうだった。
 結局、ホテルの人がバス停までの近道を教えてくれ、昨日乗って来たバスのルートを、そのままたどって歩かなくて済み、助かったが。

 まずは、バスでロープウェイの発着場所のスールレイに向かった。
 車体の長いバスで、くねくねしながら坂道を登って行った。
 スールレイでは多くの人が下車したわけだが、ロープウェイ自体にもぎゅうぎゅうで乗り込むことになった。

 向かったのは、標高3303mのコルヴァッチ展望台。

 今日の山は一昨日の山とはまた雰囲気が異なっていた。
 周囲は禿山で岩がごつごつしていた。
 山の頂に少し雪が積もっている程度で、ツェルマットの雪景色とは違い、殺伐とした感じ。
 私はツェルマットの方が好きだと思った。

 コルヴァッチ展望台は、ロートホルン展望台ほどは寒くはなかったが、ただ手がかじかむので、私は手袋をはめて過ごした。
 一通り、写真を撮り終えたところで、いよいよロープウェイに乗り込んだ。
 ムルテールまで下りて、そこから歩くのだ。

 私たちは先にトイレを済ませ、ミネラルウォーターを購入した。

 黄色い道標がハイキングコースの目的地や所要時間を示しており、私たちは、スールレイ行きの道を歩き出した。
 道はツェルマットの時とは異なっていて、それこそSF映画のロケ地として使えそうな岩や石のごつごつした斜面だった。

 歩き始めて間もなく、あろうことか、私はお手洗いに行きたくなった。
 さほど水分を補給したつもりはなかったが、体が冷えたのだろう。
 しかし、周りには、トイレ休憩できるような場所は見当たらず、とにかく先に進むしかなかった。

 スールレイ行きのコースは、一つだけではないようで、私たちは、湖の見えるコースを選択した。
 道の両側には、背丈の低い草や花が生えている程度で、岩がむき出し。
 そのような中をひたすら歩いた。

 私は、高校1年生の時に、学校の行事のオリエンテーリングで、沢登りをしたことを思い出した。
 あの時は、私は部活動で運動部に所属し体力もあった。
 岩から岩へ飛び移って登っていくのが得意で、他の女子たちの手を引っ張るなどしてサポートしたものだった。
 きっとあの時の私なら、この山道は問題なく歩くことができ、むしろ、楽しめたのではないか。

 もちろん、今回が、楽しめないわけではなかったのだが、足場に意識を集中せねば、足をと取られそうで、余裕がなかったというのが実情。
 当時から比べると、足腰は弱ってしまっており、おそらく不自然なバランスで高低差のある石を下りて行った。
 結構な重労働だった。
 私はすごくトイレに行きたいわけではなかったが、一体、あと、どれだけ歩けばいいのかわからなかった分、トイレのことがかえって気になったりもした。

 左手の崖の下に、青い大きな湖が現れた。
 シルヴァプラーナ湖だった。
 山の麓の湖で、スールレイにバスで行くすがら通ったものではないかと思ったが、やっぱり、そうだったよう。

 私は、「湖コース」の湖とは、これのことなのだろうと、思いの外すぐに湖が巡って来たことを喜んだが、その認識は誤りであったことがすぐに分かった。
 湖を写真に収め、更に進んだ。

 何人か、お年寄りのハイカーを抜いた。
 若い私たちですら、大変であるのに、こんなところまでよく来たものだと感心してしまう。

 そうやって、約2時間ひたすら歩き続け、山上湖ハーネンゼーのある休憩所に到着した。
 ここでトイレを済ませ、腹ごしらえをした。

 一度腰を下ろして休むと、次に立ち上がるのが大変である。
 椅子から立ち上がった直後は、ぎこちなく妙な格好で歩いたりした。

 それから更に1時間弱、結局、スールレイではなく、サン・モリッツ・バードに行った。
 最後の1時間に歩いた道は、あの岩場に比べると、舗装され、なだらかな下り坂で歩きやすいだろうと思われたが、むしろ、歩くのが大変だった。
 弱った足では、たとえゆるやかでも、前傾になる体を支えるのはきつかった。
 別の意味で、この時間は長く感じられたかも知れない。

 到着したサン・モリッツ・バードからは、サン・モリッツ駅までバスで行き、朝通った逆のルートでホテルまで帰った。
 ホテルが坂の上にあるものだから、これがまた、急な坂道でつらかった。

 そうして私たちは、ホテルに預けていた荷物を引き取り、再び、駅に戻った。

 サン・モリッツは高級リゾート地として名高く、魅力的なお店も点在していたが、山歩き帰りの格好はさすがにはばかれるとして、お店には、一軒も寄らなかった。
 サン・モリッツには、本当にハイキングに来ただけ。
 私たちの通常の、お買い物三昧の旅と比較すると、快挙である!

  今夜の宿泊先は、温泉地シュクオール。
 約1時間半、列車で移動した。
 私はさすがに、列車の中で眠ってしまった。

 本当に、今日はよくがんばった。
 明日は筋肉痛が大変なのではないか。
 シュクオールではゆっくりディナーし、睡眠も思いの外、多めにとれそう。

 明日は待望のスパ。

 もう、眠い、限界だ!

                            以上、みちょるびんでした!

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