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スイス旅行の思い出。(2.ロートホルン展望台)

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こんにちは、みちょるびんです。

【滞在2日目の日記】

 昨夜は2回もトイレに起き、熟睡できたとは言い難かったが、目覚めは悪くない。
 外は少し、かすんだ感じ。

 今日から3泊4日の旅に出かける。
 ツェルマット、サン・モリッツ、シュクオールに滞在する予定だ。

 今日は午後からツェルマットでハイキングをする計画。
 だから、私たちは、天気が晴れてほしいと願った。

 ジュネーブ駅から、普通電車でフィスプまで行き、そこで乗り換えて、ツェルマットへ。

 私は、移動の電車の中で、片思いの彼のことについて瑞穂に報告した。
 途中で、日本人らしいおじさんが私たちのブースに入って来たので、話を中断したりした。

 そうやって、目的地であるツェルマットに、13時半頃に到着した。
 あいにくの雨。

 ホテルに、追加料金を支払って、駅までの迎えを依頼していたわけだが、正解だった。
 雨の中を、キャリーバッグを引きながら、知らない街をさまようのは、やはり大変である。

 ホテルでは、宿泊予約が入っていないというハプニングに見舞われたりもしたが、結局、部屋に通してもらえた。
 部屋は、ツインベッドとダブルベッドのコネクションルーム。
 5つ星で、夕食込とは言え、3人で850フラン(約8万円位)は高いように感じた。

 街のメインストリートには魅力的なショップが立ち並び、外は雨なので、思わずハイキングの予定をショッピングタイムに変更したくもなったが、部屋で荷をほどいているうちに、雲間には青空が覗き始めた。
 私たちは、せっかくツェルマットまで遠出して来たので、山に行ってみることにした。

 地下鉄の車両みたいな乗り物、地下ケーブルカーで急な勾配を一気に上がり、そしていくつかのゴンドラやロープウェイを乗り継いで、スネガーを超え、頂上のロートホルン展望台まで行った。
 標高3103メートルだけあり、頂は寒かったが、景色は抜群。
 白い雪化粧をした三角頭のマッターホルンがくっきり見え、そしてパノラマに続く山々は、本当に美しかった。
 私は何度も何度も、「きれい!」と口にし、晴れ渡った澄んだ空に感謝した。

 15時半を回っていたが、私たちはランチがまだだったので、展望台のレストランで軽くスープを食した。
 とにかく景色がきれいで、マッターホルンをはじめとした雄大な山々に、何度も目をやっては、感動を噛みしめた。

 美しい景観のロートホルンを去るのは惜しかったが、スネガーまでロープウェイで戻り、いよいよ今日のハイライトのハイキングを開始した。
 だいたい1時間半くらいのコースだと聞いていたので、’チョロい’と高を括っていたが、思いの外、勾配が急で、コースの半分も来たか来ないかくらいで、既に弱気になっていたように思う。
 それでも、何とか最後まで歩けたのは、マッターホルンがずっと間近に見え、緑や家々の美しさに魅了されたからであろう。

 ただ、そろそろ街が近づいて来たところで、友子が、元気がなくなり、体調が悪くなってしまった。
 顔面蒼白。
 本当に辛そうで、取り急ぎ、目についたカフェに入り、休憩することにした。
 嘔吐してしまったらしい。

 私も、以前、似たような症状を体験したことがあったが、あの時はとてもつらかった。
 異様に、体力を消耗し、それまで普通に肩にかけて持ち歩いて荷物が、急に重く感じられ、抱えられなくなったほどだった。
 ハードな山歩きとも重なり、友子は相当大変だったに違いない。

 その後私たちは、少しメインストリートをぶらついて、ホテルに戻った。
 時刻は19時半を過ぎていた。
 ディナーは20時半に出かけることにし、それまでの間、少し、横になって体を休めることにした。

 あまり実感はないが、日本からの長旅の上、普段、歩かないところを歩いたのだ。
 体がきつくないわけがないのだ。

 ホテルの夕食は、チャーミングな格好をという指定があったので、私たちは、荷物になるが、ファンシーな服装も持参していた。
 私たちは奥の席に通され、食事を開始した。
 スープを終了し、前菜に入ったところで、友子がまた体調が悪くなり、先に退席することになった。
 心配である。

 二人残された瑞穂と私は、また、私の片思いの恋愛話を話題にした。
 「彼のどこが好きなのか」とか、「見合いや紹介はどうか」などと訊かれ、この恋愛をはなから否定されているような感じがして、ちょっといやになった。
 もちろん、瑞穂は、私のことを心配してくれてのことなのだが。

 レストランでは、私たちが最後の客となり、これ以上長居するのは申し訳なかったので、続きは部屋に戻ってからすることにした。

 頭では理解していることだが、自分の気持ちのアップダウンが激しいせいで、自分も疲れ、相手のことをも振り回しているだろう。
 どうして、いつも、こんな風になってしまうのか・・・。
 穏やかな気持ちでいられるといいのに・・・。

 瑞穂も友子も、私の話を聞いて、私が彼を意識し始めた経緯をはじめ、私が「占いに振り回されている」という印象を、抱いたに違いない。

                            以上、みちょるびんでした!

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