こんにちは、みちょるびんです♪
今回の旅では、みちょるびんはeSIMを事前に購入して臨んでいました。
クロアチアの直前に行ったノルウェーでも、うまくインターネットが使え、Googleマップを使用。
難なく目的地に到達できていました(「実況してみた☆(ノルウェー旅行♪ その8)」)。
だからクロアチアについても、何の心配もしていませんでした。
ところが―――。
ドゥブロヴニクの旧市街に到着し、予約していた宿屋の住所を検索してその場所に行ってみたのですが、一向にそれらしいアパートメントが見つかりませんでした。
‘通り’がわからず、細い小道を行ったり来たり・・・。
狭い路地が迷路のように込み入っているヴェネツィアの街並みに似ている!
そう思うと、方向音痴のみちょるびんは、とたんに不安になりました(- - ☆)。
ドゥブロヴニクで予約していた宿舎は、ホテルではなくアパートメントタイプ。
もしかすると大々的に看板を出していない可能性もある・・・!?
だから、容易に見つけられない!?
ここかなと思われた建物のドアが開いていたので、電気もついていない暗闇に向かって「ハロー!」と声をかけてみました。
しかし反応なし。
もしこの建物がそうなら、きっとオーナーがいるはず。
誰も出てこないということは、きっとこの建物ではないのだろう・・・!?
周囲を見渡してみても、人も通らないし、訊ねようがない―――。
実はみちょるびん、心配していたことがありました。
予約の時に確か、待ち合わせ場所はアパートメントではない別の場所――近くにあるカフェ――という注意事書きを見た記憶があったんです・・・。
しかし、印刷して持ってきていた予約票にはそのような記載はありませんでした(- - ☆)。
朝のうちに大家に対し、待ち合わせ場所の住所を教えてほしい旨メッセージを送っていたのですが、返信あらず・・・。
そもそもみちょるびんは、ドゥブロヴニクに来る前、ありえない勘違いをしていました。
昼前に到着したザグレブのことを、その日の最終目的地であるドゥブロヴニクだってね!(「クロアチア☆ドゥブロヴニク旅行!(3)」)
そんなこともあり大家には別途「16:00~17:00の到着と伝えていたが、13:00頃になりそう」だとかいうメールを送ったり、またしばらくして撤回のメールを送るなど、混乱が生じていました☆
結局、みちょるびんのその意味不明な連絡に対しても、返信は一切来ていませんでした。
その上、不可解なことに気がつきました。
住所を入力して検索した場合と、アパートメントの名前を入力して検索した場合では、Googleマップが示す場所が異なっているという点―――。
もう一方の場所を訪ねてみた方がいいのかとも思いましたが、荷物を持っており、歩き回る元気も残っていませんでした・・・。
これはいよいよ、オーナーに直接電話しないことには、永遠にアパートメントに行き着くことができない・・・。
だが、その電話すらもつながりませんでした―――。
途方に暮れました。
お金だって払い込んでしまっているし、別の宿屋を今から探すことなんてできない!
ところで、みちょるびんが立ち往生していた場所のすぐ近くにはレストランがあり、客引きのきれいなお姉さんが立っていました。
アパートメントの住所の通りはきっとこのレストラン脇の小道に違いないし、ご近所さんなんだから、このお姉さんならこのアパートメントのことを知っているかも知れない!?
一縷の望みにかけ、お姉さんに訊ねてみました。
そうしたら「私もここに来てまだ5日目なの」と言うじゃない・・・。
出稼ぎなんかーいっ!!
人気の観光地ともなれば、地元以外の人も多く働いているってことか・・・。
あああ・・・。
そんなやり取りをしていると、レストラン内から出て来たウェイターさんに声をかけられました。
事情を説明すると中に通してくれ、みちょるびんの代りに大家さんに電話してくれました。
手際のいい対応。
迎えの人が向かっているから待っているようにと言ってくれ、もう本当にありがたかった!
しばらく待っていると、若い女の子がやってきました。
大家さんの娘さんなのか!?
レストランの人には丁重にお礼を述べ、その女の子について外に出ました。
途中でまた、雨が降り出しました。
女の子はみちょるびんの荷物を持ってくれるわけでもなく、スタスタと先を急ぎました。
女の子によると、奇しくもあのレストランが、待ち合わせ場所として指定していた‘カフェ’ということでした。
ここドゥブロヴニクでは、Googleマップがバグって正確な位置情報を示さないことがよくあるらしく、それでわかりやすい場所を待ち合わせ場所に指定しているのだとか。
いや、あれは、みちょるびん的にはレストランだから―――。
だからか!
ウェイターさんは手慣れたものでした!!
近くにいたのがあの客引きのお姉さんだったから、たまたまみちょるびんは話しかけたのであって、敷居の高そうなレストランの中に助けを求めて飛び込もうだなんて、さらさら考えもしなかった。
本当、ラッキーでした!!
頭がまだ混乱していたし、雨の中、女の子について行くのに必死だったし、どこをどう歩いたのか、よく覚えていません・・・。
アパートメントであてがわれた部屋は、幸か不幸か最上階で、エレベーターなどないので4階まで徒歩で上がることになりました。
それでも女の子は、客の荷物を持ってあげようという発想はなかったようです☆
女の子は大家の親族というよりも、アルバイトといった感じでした。
部屋に案内され、簡単な説明を受けました。
入口の解錠方法だとか、諸々。
あまりにもあっけなく終了したので、それはそれで不安になりました。
きっと面倒な客だと思われたに違いないのだけど、そのおかげで女の子の携帯番号を教えてもらうことに成功。
これでおそらく、なんとかなるだろう。
ようやく安心しました。
気づくと、旧市街に到着してから1時間が経過していました。
時刻は18時。
とりあえず夕飯にすることにし、良さそうなレストランに目星をつけて外出しました。
女の子から旧市街のマップはもらって現在地に印をつけてもらってはいたものの、迷子になりそうだったので、要所要所で目印になるものを写真に収めるようにしました☆
因みに、マップ上に記された場所は、アパートメント名で検索した時に出て来た、もう一方の場所だったよう。
レストランのテラス席に通されたところで、またしても土砂降りの雨。
店の前にある、僅かに傾斜している小道は滝のように水が流れ、玄関マットが押し流されていくのが見えました・・・。
店員さんたちも、レストランとテラス席の間の行き来が大変そうでした。
いやはや、波乱に満ちた長い一日でした!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!