こんにちは、みちょるびんです。
今日はクリスマス・イブですね!
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
せっかくなので、今日はクリスマスの楽しい思い出を語ろうと思ったのですが、意外にいい思い出が見つからないことに気づき、朝からちょっとブルーな気持ちになっているみちょるびんです☆
それだのに、クリスマスになると毎回気分が高揚するのはなぜなんだろう!?
確かに、街のイルミネーションが華やかになって、気分を盛り上げてくれるということはある。
だけどこの外国の小さい街のイルミネーションはあまり変わり映えがしないし、毎年だんだんと予想がつくようになってきた。
そんなこともあり、今年は未だまだ、見にすら行っていない。
まぁ、体調不良が続いていたなどということもあったのですが☆(「ダウン☆」)
今日くらい、買い物のついでに覘きに行ってみるかなぁ。
先日、クリスマス・ミュージックのクラッシック&ジャズコンサートに行きました。
「こんぺい糖の踊り」や「花のワルツ」など、「くるみ割り人形」の曲がそれぞれ普通に演奏され、その後にジャズにアレンジされたものが演奏される・・・というように、クラシックとジャズの交互の演奏。
エッジが効いていてとても面白かった。
クリスマス・ソング・メドレーなんてのもあって、どれも聴いたことがある曲ばかりで楽しめました。
昔、みちょるびんが持っていたカーペンターズのCD「Christmas Portrait」(クリスマス・ポートレート、1978)で馴染みのある曲ばかりだったから―――。
まだみちょるびんが二十歳くらいだった頃の話。
みちょるびんが恋したバンド青年がおススメしていたCD、それがカーペンターズの「Christmas Portrait」。
大好きな彼のおススメの曲に触れることで、少しでも彼に近づきたい・・・そんな乙女心で、購入したおススメのCDの中の1枚でした。
ウィキペディアの説明を借りると、カーペンターズは、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身の兄妹が中心メンバーのポップ・ミュージック・グループ。
ピアノとアレンジを兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカル(初期はドラムスも)を妹カレンが担当。
ロック全盛の1970年代において独自の音楽スタイルを貫き、大きな成功を収めましたが、1983年のカレンの死により活動を終えたということです。
このカレンの歌声がとてもイカすとして、彼が押していたように記憶します。
最初は、好きな人のおススメということで聴き始めたCDでしたが、このCDのことは本当に気に入って、季節に関係なくよく聴いていたように思います。
結局このバンド青年とは、みちょるびんの片思いに終わりましたが、次に恋した人とはめでたく成就、だけどほどなくして遠距離恋愛することになりました。
なぜなら、みちょるびんが海外赴任しなければならなくなったから。
当時はまだインターネットなんてないし、主な連絡手段は国際郵便。
とにかく、たくさん、たくさん、彼に手紙を書きました。
彼からもたくさん手紙をもらいましたが、当時は、郵便事情も今ほどよくなく、手紙を送ってから届くまで、数週間はかかっていたんじゃなかったか・・・。
だから、みちょるびんが手紙を送って、その手紙が彼の元に届いて、彼からのその返事がまたこちらに届くのに、とても時間がかかるわけです。
だけど、そんなの待ってられないから、とにかくたくさん、いろんなことをしたためては手紙を送りました。
そんな中、彼にクリスマスプレゼントを贈りたくて、街で見つけたビンテージ・ウォッチ(腕時計)にひとめぼれ、それに決めました。
と言うのも、実は、みちょるびんが日本を出発する際に、彼がいつも身に着け大切にしていた腕時計をみちょるびんに持たせてくれたから。
いつも一緒にいられるようにって!
なんとも微笑ましい!!
だから、みちょるびんも、お返しに彼に腕時計を贈りたかった。
ビンテージ・ウォッチだなんて、今考えてみても、みちょるびんらしい粋なチョイスだったなと思います♪
もちろん手書きのカードも添えましたが、確か一緒に包んだのがこのカーペンターズの「Christmas Portrait」だったんだと思う。
同じCDを街で探したのだけど、どうしても見つけられてなくて、だけど大好きな曲を彼にも聴いてほしくて、結局、自分の持っているCDを贈ったのでした。
また自分は、いつでも買えるだろうと思って。
彼からは、クリスマスの朝、日本からわざわざ手配してくれた赤いバラの花束が届き、サプライズ。
思い出に残る、本当に素敵なクリスマスでした♪
だけど残念ながら、ちょっとした行き違いがあり、そんな彼とも別れることになってしまった・・・。
今となっては、いい思い出です。
なんだ、みちょるびんにも、クリスマスのいい思い出があったじゃん!!
あの時は、またすぐに買えるだろうと思って、自分のCDを贈ったみちょるびんでしたが、その後、「Christmas Portrait」には出会っていない・・・。
幻のCDになってしまいました。
いやね、先日行ったというクリスマス・コンサートで、クリスマスの曲を聴きながら、このCDのことを思い出していたんです。
あの曲も、この曲も、「Christmas Portrait」で聴いた曲だなぁって思って、懐かしくなって、胸が締め付けられるような感じがして、目頭が熱くなったのでした☆
知らない曲は何一つなくて、みちょるびんはこんなにもたくさんの温かい曲を知っているんだなぁ、それってなんて幸せなことだろう!って思ったんです。
気づいていなかったけど、聖歌にしても、クリスマス・ミュージックはいつもみちょるびんの身近なところにあったのかなぁって、感じたのでした。
だから、クリスマスっていうだけで、なんだかソワソワ、うきうきするのかも知れない。
ちょうど、youtubeでカーペンターズの「Christmas Portrait」を見つけ、今、30年ぶりくらいにあの時の曲を聴いています。
なんて素敵なんでしょう!
おかげで今年は、とてもいいクリスマスになりました♪
以上、みちょるびんでした!