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オランダ旅行!(3)

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 こんにちは、みちょるびんです。

 数年前にライデンとキンデルダイクを巡ったオランダの旅。
 今回は、当時の日記をご紹介♪

オランダ旅行、1日目の日記(後編)

 世界遺産「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」に到着(「オランダ旅行!(2)」)。

 川の両側に小屋みたいなものがあり、どっちに行くべきか迷ったが、チケットと書いてある方を目指し、列に並んだ。
 今日はうっかりネットで事前にチケットを購入してくるのを忘れていたのだ。
 クルーズには参加したいとは思っていたので、いずれにせよ、売り場でチケットを買わねばならないということは考えていたのだが。

 チケットの種類が3パターンに分かれていて、すぐにその違いが理解できなかった。
 ①ビデオ+風車博物館2件
 ②クルーズのみ
 ③は①+②

 ②のクルーズだけで見学を済ませ、早々に帰るということも考えたが、キンデルダイク14:03発のウォーターバス直行便で戻ったところで、ライデンへの到着は16時頃になる。
 それから博物館を回ろうにも十分な時間がないし、もはや、急いでライデンに戻る意味がないことに気づいた。
 だったら、せっかく来たのだし、楽しまなきゃ!
 その次の直行便の出発時間は2時間後の16:03であり、それまで3時間くらいの時間があるので、③の①+②にすることにした。

 さて、チケットの①+②というのは、川岸に沿って点在する風車博物館の移動を‘ホッパー’という移動専用ボートで行えるということのようだった。
 ‘ホッパーは’30分毎に巡回しているので、これを利用する場合、1カ所につき30分間滞在するという計算。
 ‘ホッパー’が立ち寄る風車博物館は2カ所あるので、最低でも1時間はかかるということになる。
 それではとてもじゃないが、14:03発の直行便には間に合わない。

 それにしても今日はとても暑かった。
 ゆっくり見学したとしても、狭い風車の中は、すぐに観終わるし、次の移動のための’ホッパーの待ち時間の方が長いという感じだった。
 とても日なたにはいられないので、常に日陰を求めて動いた。

 途中で、日本人っぽい感じの、私と同じ行程で動いている女の人がいることに気づいた。
 その人も一人で回っていて、気だるそうだった。

 自転車移動の人も多くて、川岸の道をたくさんの自転車が行き交っていた。
 考えてみるとチケット①は自転車移動もしくは徒歩移動の観光客のためのものだったのだろう。
 なるほどね。
 しかし、歩いて見学に行くには、かなりの距離があるように感じられた。

 それなりに観光客はいたが、‘ぬいぐるみたん’(私のお守り的存在)の記念撮影を行うことができたので良かった。
 人目を忍んで、一人で密かに‘ぬいぐるみたん’をバッグから取り出し、風車を背景にその写真を撮る―――。
 いつもよりも多めに撮影できたのでうれしかった。

 まっすぐに伸びている川を奥まで進むと、水路は直角に左に折れる。
 その左岸には風車が一列に4基ほど並んでいて、それがこの観光のハイライトのようだった。

 実は、2つめの風車博物館からその景色がよく見ることができた。
 また、‘ホッパー’がそのあたりで大きく旋回し、Uターンして戻って行く様子を見ていると、何もわざわざ改めてクルーズに参加する必要はないのではないかと思った。
 時間があるようなら、最後にクルーズでサーッと一周したい気もしたし、既にたくさん観ていて、もう’お腹いっぱい’になったような気もした。
 それに、またクルーズ船乗車のための待ち時間を考えると憂鬱。

 実際、手元のチケットの記載を改めてよく見ると、クルーザー‘または’ホッパーとなっており、選択はいずれか一つということだった。
 ‘ホッパー’利用だけでも満足のいく観光は可能だし、また結構な時間がかかるわけなので、それにプラスしてクルーズも利用したいと考える人はいないだろう。

 チケット売り場の方に戻る、帰りの‘ホッパー’では、日本人のツアー客らしい団体と一緒になった。
 下船はせずに、‘ホッパー’でぐるっと一周しているといった様子だった。
 盛んに船内から写真を撮っていたが、ボートからではベストショットを撮るのは難しいに違いない。
 私は既にたくさん写真を撮っていたので、この時点でカメラ欲は治まっていた。

 最後、チケットに含まれていたビデオ視聴だけがまだだったので、それを観てから帰ることにした。
 それまで一緒の行程だった女性とはここで別れることになった。

 ちょうど上映が始まろうとしていたのが仏語版で、私は1回見送ったのだが、彼女は仏語でもOKだったよう。
 仏語を解するのか!?
 少しくやしかった。

 わざわざ英語版を待って視聴したわけだが、私の語学力が乏しいせいでよく理解できなかった☆

 この時点で、時刻は15:40。
 直行便ではなかったが、私は15:44発のウォーターバスで帰ろうと思い、小走りで船着き場に向かった。
 幸い船は遅れて来たので間に合った。

 この船への乗船客はあまりいなかった。
 船が出発した後、小さくなっていく船着き場を振り返ってみると、多くの人が残っていた。
 どうやら20分後に出発する直行便を待っているらしかった。

 この船がウォーターバス20番との接続がいいことを願っていたが、結局、乗り継ぎのため20分間待たされた。
 その間に、キンデルダイク発直行便が出発する時刻を迎えた。
 これで直行便の目的地到着予定時刻とは30分の開きができた・・・。
 無駄な待ち時間となり悔しくもあったが、ツアリスト・デイチケットの料金の元が取れたに違いないと自分を慰めた。

 今日は、昼飯抜きで行動していた。
 今朝、ロッテルダムへの道すがら、電車の中で、ロッテルダムにマーケットホールがあることを知り、そこでご飯にしようと考えていた。
 地下鉄を乗り継いで、Blark駅すぐにある巨大なマーケットホールに行った。

 オランダは建築物がユニークであり、これもその1つだった。
 やたらと天井が高かった。
 中には美味そうな店がたくさんあり、私はその中の一軒を選んだ。

 ビール2杯にサングリアとつまみ。
 大満足。

  中華系のスーパーも入っており、粉末の七味と乾燥柚子をゲットした。
 おかきを扱う店があり、チーズinおかきも買ってみた。

 ライデンの宿泊ホテルに戻った時は、日没間近であった。
 あてがわれたホテルの部屋が長い廊下の奥で、行ったり来たりするのに遠くて面倒だったが、明日は帰る日であり、あまり時間がないので、少し街を散策してみることにした。

 ホテルの近くにあるはずの「レンブラント橋」が見つからず、またコーヒーが飲みたくなって、コーヒーを求めてウロウロすることになった。
 なんだか、さびれた街のように感じられた。
 田舎町といったところ。

 さすがに疲れた。
 夜はすぐに支度して寝ればいいのに、疲れ過ぎて、ついベッドに横になり・・・、またしても、そのまま朝までコース。

 明日の観光に響かなきゃいいが。

                             以上、みちょるびんでした!

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