こんにちは、みちょるびんです♪
後輩ちゃんのおかげで、パリ旅行に出かけることができたみちょるびんでしたが(「異なる旅のスタイル。」)、セーヌ川クルーズ(「セーヌ川クルーズ!」)とは別にもう1つ、行きたいところとして後輩ちゃんに希望を伝えたものがありました。
それはみちょるびんの好きなアンティークの蚤の市!
みちょるびんは、蚤の市でのお買い物が紹介されているyoutube動画を見てはいつも羨ましい気持ちでいました。
ただ、こういった蚤の市は週末に開催されることが多いため、これをめがけて出かけないことには、なかなかタイミングが合わないという状況がある。
みちょるびんは旅行先で、常設されたアンティークモールを攻めた経験は何回かありましたが、いわゆる‘蚤の市’となると、偶然に巡り会った機会ばかり。
当たった数もぐんと減るのでした。
ちゃんと調べて出かけていった蚤の市は、規模は小さかったですが、実は2月にストーンヘンジ観光に出かけた際に行った「ウィルトン・ヴィンテージ・マーケット」くらいかも!?(「ストーンヘンジからの道♪(5)」)
パリ旅行の計画はおんぶに抱っこで後輩ちゃんにお任せしていましたが、後輩ちゃんが見つけてきてくれた蚤の市は「ヴァンヴ蚤の市(Marché de Vanves)」というもの。
確認してみたところ、パリ3大蚤の市(「クリニャンクール」「モントルイユ」「ヴァンヴ」)の1つに挙げられるものらしく、中でも「ヴァンヴ蚤の市」はパリ市内からも近く、地下鉄駅かもら徒歩2分という好立地なんだとか。
治安も良好で、身動きが取れないほどの人出になることもないそうなので、じっくり掘り出し物を探したい人にはもってこいの蚤の市なんだそうです。
アンティーク/ヴィンテージって好き嫌いが分かれるし、世の中には気持ち悪がる人だっている。
みちょるびんの趣味に後輩ちゃんをつきあわせるのは悪いかなぁと思い、無理なく、雰囲気だけでも楽しめればいいかなというノリでいました。
7時頃から店開きが開始されるということのようでしたが、ホテルの朝食の開始時間は8時だったし、ゆっくり準備してでかけたら、現地に到着した時には10時になろうとしていました。
次の予定との関係で滞在できたのは正味1時間ほど。
その蚤の市の規模の大きさに後輩ちゃんは驚き、「なめていた・・・。もっと早い時間に来るべきだった!」と残念がってくれました。
そんな風に感じるほどに蚤の市に興味を持ってくれ、楽しんでくれたんだとしたら、みちょるびんも誘った甲斐があるというもの。
うれしかったです♪
じっくり物色したいみちょるびんとしては、1時間は確かに短い。
蚤の市はマルク・サニェ通り(Av. Marc Sangnier)に沿って所せましとお店が出店されていて、どれくらい先までそれが続いていたのか定かでない。
後輩ちゃんがどんどん先に進んで行き、結構奥にまでお店が出てましたと報告してくれましたが、じっくり見ているみちょるびんは1軒にかかる時間が長いため、みちょるびんが駒を進められたのは100m程度だったと思います☆
それでもお宝はゲットできたので大満足。
とっても面白いものが手に入りました!
30mm×22mmという小さいトランプカードが入ったキーホルダー!!
スペードのクイーンがケースの小窓から顔を出していたのですが、まさか本当に使えるカードが中に入っているとは思いませんでした。
真鍮でできたケースの側面には革が貼られていて、手間がかかった作り。
ケースから出して遊べるようにもなっていて、とても芸が細かい。
ちっちゃいもの好きのみちょるびんは、ハートを射貫かれました(「ご趣味は? PartⅧ(小さいもの好き)」)。
あとで確認したところ、札が3枚ほど欠けていました。
ハートのAとダイアの8についてはその代用としてジョーカーに手書きで書かれていて、このトランプで遊んでいたという名残がある。
こういうのも楽しいね!
残念ながら、ダイアの5はその後に紛失したものと思われます☆
お店のおじさんは英語が通じなかったので、とりあえずあたりをつけて「1950?」という数字をメモに書いて見せたら、うなずきながら「1950年代のものだよ」と教えてくれました(通りすがりのお客さんも通訳してくれました♪)。
そして、フランス製でもある。
楽しい―――っっ!!
みちょるびんにとっては初めてお目にかかった珍しいアイテム。
このキーホルダーのためだけにこんなに小さなカードを印刷したとも思えないので、ある程度量産されていたものなんじゃないか?と推測。
ヒットしないかネットで検索してみたのですが、残念ながら見つけられませんでした。
スペインのサイトで現行商品として売られているものを見つけましたが、サイズはより15mm×11mmと小さいく、1枚のシートに54枚のカードの絵柄が予め印刷されていて、くりぬいて自作するタイプのものでした。
他にも調べてみたところ、アニメファンのための米国のサイトらしきものを見つけました。
ここではヴィンテージのミニトランプが販売されていて、なんと日本のアニメーションの絵柄のものがありました!
『アルプスの少女ハイジ』(1974年放映)は35mm×22mm。
『フランダースの犬』(1975年放映)と『母を訪ねて三千里』(1976年放映)は25mm×15mm。
『魔法使いサリー』は1966年と1989年の2回放映されていたようですが、お顔から判断するにおそらく1989年度版で30mm×20mm。
(みちょるびんは聞いたことがないが)『サイコアーマーゴーバリアン』(1983年放映)も30mm×20mm。
いずれもプラスチックケースに入っているようでした。
昔はコンピューターゲームなんてなかったし、トランプは手頃な大衆娯楽として人気が高かったに違いない。
そういう背景もあって、1970年代なんかは特に、当時流行っていたアニメ柄でミニトランプが作成されたのかも知れないね!?
面白いっ!
ところで、実はみちょるびん、キーホルダーの部分――丸カンにフックストッパー付きのスネークチェーンタイプ――が気になっています☆
本当にこのタイプのものが1950年代に存在していたのか!?
ネット調べてみましたが、すぐにはわかりませんでした(- - ☆)。
みちょるびんが知っている範囲では、1970年代のキーホルダーといえば、このタイプが主流だったという記憶がある。
みちょるびんもランドセルなんかにもよくぶら下げたものです。
ただフックが甘くなってしまい、いつのなにかなくなってしまっていた・・・ということもよくあったので、最近はより強固なタイプの台頭で、このタイプはあまり見かけなくなったように思います。
お店のおじさんも言ってくれたように、このタイプのホルダーが1950年代にもあったことを祈る!
以上、みちょるびんでした!