ハプニング 旅行

もたついちゃってごめんね! Part XIV

投稿日:2023年3月6日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです。

(前回までのあらすじ)
 珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
 日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
 「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。
 いろんなところで‘もたつき’がありました。ローマに到着してからもすぐに、義妹との待ち合わせの場所「トレビの泉」を間違えたり、携帯電話のバッテリー残量が僅少となるなど‘もたつき’ました。
 滞在2日目の日曜日に、その激混みように一旦撤収することになったバチカンの「サン・ピエトロ大聖堂」は、翌月曜日に、エレベーター+320段の階段の「クーポラ」(ドーム)も含めて制覇しました。
 ローマ最後の食事となった「サン・ピエトロ大聖堂」近くのレストランでは、ボラれた感はあったものの、義妹念願のイタリア伝統料理「ポルペッテ」(ミートボール)を食すことができ、そのミッションも成功したのでした。

もたついちゃってごめんね! Part XIV

 昼食を終えたあとは慌ただしくホテルに戻ることになりました。
 夕方の飛行機に乗る予定にしており、16時頃までには空港に行っておきたかった。

 帰りは、どれくらい待たされるかわからないという未知数の多いバスではなく、少し歩くことになっても、安定の地下鉄を利用。
 予定よりも早く、15時前にはホテルに到着することができました。

 みちょるびんは、義妹宿泊ホテルの隣に泊っていた(「もたついちゃってごめんね! Part Ⅸ」)ので、預け荷物をピックアップし、義妹の4つ星ホテルで再度合流しました。

 中央駅までは徒歩15分くらいの距離ではありましたが、義妹は大きいスーツケースともう一つ荷物が増えていたし、石畳などのガタゴト道の移動は大変なので、ホテルにタクシーを呼んでもらい、中央駅まではタクシーで移動しました。

 義妹は、空港からの移動手段にはバスを利用したということでしたが、列車の方が遅延なく空港に行けるので、帰りは、みちょるびんが乗って来た「レオナルド・エクスプレス」を採用することにしました。
 「レオナルド・エクスプレス」は空港と中央駅をノンストップで結ぶ列車だから、乗りさえすれば、そのまま空港まで一気に30分で運んでくれる。
 16時頃までには空港に到着したいという希望があったので、駅に着いたらできるだけ早い出発の便に乗りたいと考えていました。

 自然と、「レオナルド・エクスプレス」経験者であるみちょるびんが、チケット購担当になりました。
 中央駅には、ところどころに自動券売機が設置されていて、みちょるびんは、誰も利用していない自動券売機を見つけ、その前に進みました。
 ちょっと行った先には、係の人が配置されている自動券売機の密集エリアがあるのが見え、そこに行けばおそらく係の人のサポートが受けられ、スムーズにチケットを買えそうな雰囲気がありました。
 しかし、そこまで移動すること自体が、時間が惜しいと思ったみちょるびんは、自力で購入するという選択をしました。
 ローマ旅行を実施する前にネットで調べた時は、「レオナルド・エクスプレス」と言えば、空港と中央駅を結ぶ簡単な移動手段として紹介されていたものだったし、すぐにわかるだろうと思ったのです。

 しかし、中央駅発の列車は、何も空港行きばかりとは限らない。
 ミラノやフィレンツェなどイタリア国行きのもあれば、隣国のウィーンなどに向かうものもある・・・。
 むしろ、ちゃんと行先指定しないことには、目的のチケットは購入できない。
 しかもローマには複数の空港があるため、「空港」だけの入力では不可。

 みちょるびんは、恥ずかしながら、自分が利用する空港の名前もうろ覚えで、綴りなんてもっての外で、義妹にイライラしながら尋ねることになりました。
 「FIUMICINO」(フィミウチーノ)と、ようやく表示された空港名でしたが、「レオナルド・エクスプレス」は20分毎にしか出発しないハズなのに、以外にコマ切れに出発する便がたくさんあって、選び放題。
 焦り過ぎて、3分くらい先の出発の列車を買おうとして、義妹に「さすがにそれでは間に合わない」と制され、その次の6分後の15:12発のチケットを購入しました。
 16ユーロ也。

 列車の発車ホームを確認するために、義妹が電光掲示板に先回りし、確認してくれていましたが、15:12発の電車の行先がなぜか「FIUMICINO」となっていない。
 「レオナルド・エクスプレス」はフィミウチーノ空港とを結ぶ直通列車のはずなのに・・・??
 そんな疑問を冷静に考えている時間的余裕などはなく、電光掲示板に示されていた「28番乗り場」とやらをめがけて、みちょるびんは猛ダッシュしようとしました。

 以前だったら、すぐにプラットホームに乗り込むことができたのに、いつの間にかコンコースとの間に仕切りができていて、自由に行き来ができなくなっている!

 ちゃんとチケットを持っている客でないと――チケットを機械にかざさないと――ゲートが開かない仕組みになっていて、そのプラットホームに続く改札を探さなきゃいけないという予想外のハードルが1つ余計に課せられたのでした。

 そうやってバタバタとようやく改札を通過したものの、今度は「28番乗り場」を見つけなきゃならない。
 義妹は重い荷物を持っているし、行ったり来たりして振り回せないから、みちょるびんが乗り場を見つけなきゃいけないという使命感に燃えていました。

 見ると、ホームに向かって右に行くにつれてその番号の数が増えていってたから、とにかく、右の方向に急ぎました。
 足早に歩きながら、目では「28」という数字を探すのですが、プラットホーム番号の表示は「24」までしか見当たらず、そこから先は現に行き止まり、それ以上の「28」なんて番号はなさそうな気配でした。
 不安に駆られましたが、時間がないし、迷っている暇はない。

 とにかく24番乗り場の間近まで行ってみたところで、見覚えのある車両を見つけました。
 緑と赤に白の白抜きでされた「f」のマーク。
 「レオナルド・エクスプレス」でした!

 発車を示す時刻表を見ると15:20とある。
 これに乗らないことには、16時までに空港には到着できない。
 みちょるびんは迷わずに停車していたその列車に飛び乗りました。

 乗り込んだ後、重い荷物を抱え、みちょるびんの後に続いていた義妹のことが気になり、後ろを振り返ると、列車の乗り口のところで係員に何か言われている様子でしたが、すぐに義妹は乗車してきました。
 訊くと、「降りる人が先だ」と怒られたのだそう。

 みちょるびんは必死だったから、周りが見えていなかったし、目に飛び込んできた‘開いていた扉’にすぐ乗り込んでしまいましたが、もしかしたら、列車は到着したばかりだったのか・・・??

 列車は15:20になってもすぐに発車せず、義妹は心配ましたが、1分遅れでようやく列車は動き出したのでした。

                             以上、みちょるびんでした!

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