こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。
このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。いろんなところで‘もたつき’がありました。
ローマに到着してからもすぐに、義妹との待ち合わせの場所「トレビの泉」を間違えたり、携帯電話のバッテリー残量が僅少となるなど‘もたつき’ました。
滞在2日目の日曜日に、ようやく乗れたバスを乗り過ごすなどの‘もたつき’に見舞われながら到着した「サン・ピエトロ大聖堂」でしたが、その激混みっぷりに一旦撤収することを決め、翌月曜日に再チャレンジすることで、ようやく制覇するに至ったのでした。
もたついちゃってごめんね! Part Ⅺ
ひとしきり「サン・ピエトロ大聖堂」の中を見学しましたが、あんな風に何もかもがゴージャスだと、感覚がマヒしてきて、だんだんと何を見ても驚かなくなってしまう・・・。
最初はそのきらびやかさに興奮し、夢中になってカメラのシャッターを押すのですが、どれもこれもが立派で見応えがあるものだから、逆に‘違い’が判らなくなってきて――そのうちどれも一緒のように見えてきて、ついには‘満腹’になり、その手を止めてしまう・・・。
そんな感じ?
自分でも、何をどう撮影したのかわからなくなってくる。
ちゃんと、前もって研究してから「サン・ピエトロ大聖堂」に臨んでいれば、こんなことにはならないのでしょうけど。
だからうっかり、「ダビデ像」で有名なミケランジェロの「ピエタ像」を見逃すというようなことが起こる・・・。
「ピエタ」とは、イタリア語で‘あわれみ’を意味し、キリストが十字架から降ろされたあと、遺体を抱いて嘆き悲しむ聖母マリアの姿を表現した作品のことを言います。
彫刻ではミケランジェロの作品が最も有名。
そのミケランジェロ作「ピエタ」が「サン・ピエトロ大聖堂」に入場してすぐ右手にあったのに、ナゼに気づかなかったのか!?
きっと、聖堂の中に入ってすぐ目の前に広がる、眩いばかりに輝く金色の高い天井だとか、大きな大理石の装飾の豪華さだとかに圧倒され、ふらふらと奥に吸い寄せられるようにして入って行ってしまったものだから、気づかなかったんだと思う。
実は、聖堂を後にしようという時に、自分が立っている場所とは反対側に「ピエタ」があることを確認したのですが、その頃になると、どれもが一緒に見えてきていて感動が薄れているものだから、わざわざ「ピエタ」に駆け寄って眺めようという気すら起こらなくなっていたんですよね・・・。
疲れが出てきていたということも原因の一つにあったのだとは思いますが・・・。
これもねぇ、ちゃんと「サン・ピエトロ大聖堂」の‘見どころ’を事前勉強していれば、それが‘かの有名なミケランジェロ作’ということをちゃんと理解していれば、近くまで寄って見学していたはずなんです!
哀れなみちょるびんは、そんなこともわかっていないし、近くまで移動するのが面倒なもんだから、でも一応、写真には撮っておこうって言うんで、かろうじてズーム機能を使って、写真に収めるということだけはしていました。
だけど、なぜか、ピントが合わない。
室内などで光が十分でない時などは、そういう現象が起こりやすいので、そのせいだろうと、2回ほどシャッターを切って諦めたのですが、きっとその理由は他にある。
この「ピエタ」、実はガラスケースに囲まれているそうなんです。
「サン・ピエトロ大聖堂」でこんな風にケースに入って保護されているのは、この「ピエタ」だけではなかろうか?
実は、このミケランジェロを一躍有名にしたと言われるこの「ピエタ」は、過去に、ハンマーを振りかざされるという襲撃に遭っていて、そのせいで作品の一部が破壊されたことがあったのだそう。
そのせいで、50年ほど前からケースで保護されるようになったのだとか。
大変残念なことです。
だからさ、近くから撮影していたとしても、うまく写真に収められなかった可能性は大きいわけ。
それにしても、ミケランジェロの傑作「ピエタ」まで、あと数メートルのところまで来ていたのだから、やっぱり、生で見ておきたかったという気持ちにはなるよね・・・。
これも今回のローマ旅行における‘もたつき’エピソードの1つかなぁ★
さて、大聖堂を見終えたあとは、せっかくなので「クーポラ」(ドーム)にも上ってみようということになりました。
みちょるびんたちは、この日の夕方にはローマを発つ予定にしていたので、遅くとも14時過ぎにはバチカンを後にする必要がありました。
「クーポラ」入場にあまりに時間がかかるようなら、諦める必要がありましたが、幸い、チケット売り場は思いの外空いていて、「クーポラ」に上ってみることにしたのでした。
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!