こんにちは、みちょるびんです。
(前回までのあらすじ)
珍しく、2泊3日で旅行してきたみちょるびん。
日本からやってきた義理の妹にジョインし、ローマに行ってまいりました♪
「1日1記事」投稿を目標にブログ活動しているみちょるびんにとって、泊まりがけで出かけることは、大変珍しいこと。出先におけるブログ活動は、wifiがつながらないなどの危険をはらんでいるので、今回は万全を期すために、「1日1記事」投稿はキープしながら、並行して、旅行出発までに3日分の記事を事前に準備することにしました。
このローマ旅行への参加を決めたのは1週間くらい前。そこから慌ただしく、フライト、空港までの‘乗り合いタクシー’、ホテルを手配。いろんなところで‘もたつき‘がありました。
義妹との待ち合わせ場所「トレビの泉」では、似ても似つかない噴水と勘違いするというあり得ない‘もたつき’を義妹に披露。携帯電話のバッテリー残量が僅少となる危機的状況の中、なんとか、めでたく義妹との再会を果たしたのでした。
2日目の日曜日は、義妹の希望であるバチカンに乗り込むことにしました。しかし、二人して携帯電話に夢中になり、ようやく乗れたバスも乗り過ごすことに。また、対向車線のバスに乗り換える必要が生じたのでした。
もたついちゃってごめんね! Part Ⅷ
宿泊するホテルが異なるみちょるびんと義妹が示し合わせて、ホテルを出発したのが9時。
10時過ぎにはバチカン最寄りのバス停に到着しているはずでしたが、最終的にお目当ての「サン・ピエトロ大聖堂」に到着した時は既に11時を回っていました。
長い道のりでした・・・。
遅れて到着したから・・・と言うよりは、おそらくこの日が日曜日だったからでしょう。
既に、入口には長蛇の列。
そもそも敷地内に入るためにも、行列ができていて、敷地に入ってからその後も、まだまだ列が続いていることが想像されました。
大聖堂の入場までにどれくらいの時間がかかるのか、全く見当がつかない!
みちょるびんは、これは1時間では済まないだろうと思いました。
おそらく、敷地に入るまでが1時間・・・。そして大聖堂までは、更に2時間!?
義妹は、列に並びたそうな顔をしていましたが、そのままふらふらと最後尾に吸い寄せられて行ってしまっては、自然の成り行きで‘並ぶ’ことになると思ったので、さりげなく拒否。
きっと義妹はローマ教皇を一目見たいという気持ちが強かったのだと思いますが、交渉の末、また翌日にチャレンジするということで納得してもらいました。
青空の下にそびえる「サン・ピエトロ大聖堂」は、「クーポラ」(ドーム)がうっすらブルーイッシュ・グレーで、全体的に白く輝いて美しかった。
大聖堂との間にはかなりの距離があるというのに、妙に輪郭がシャキッと明瞭で、浮き出るように、その存在感は半端ない。
群れる人々の雑多な中に、そこだけが異空間とでもいうのか、不思議な感じがありました。
大聖堂だけが光を浴びて浮き出るように設計されているんでしょうかね!?
みちょるびんたちは「サン・ピエトロ大聖堂」を後にし、テヴェレ川右岸にある城塞「サンタジェロ城」の方に移動して行きました。
やはり、ここでも入場を待つ長い列が!
もうお昼になろうとしており、全てが出遅れているという感じ。
やっぱりここでも義妹は「サンタジェロ城」に入ってみたそうではありましたが、翌日に賭けることにし、そのまま正面にあるサンタンジェロ橋を渡りました。
ほどなく、かわいいお店を発見。
気分も盛り返し、ひとしきり買い物に熱中。
その後、近くにあったレストランで食事をしてから、また観光を再開しました。
と言っても、魅力的な素敵なお店に誘惑されながら、ふらふらと寄り道をしながらの道中なので、ちっとも先に進まない。
「サンタンジェロ城」から賞味9分のところにある「ナヴォーナ広場」に到着した頃には、既に歩き疲れていて、一旦、広場のカフェで休憩することにしました。
芸術的な「ナヴォーナ広場」には、立派な噴水などの建造物がドーンと構えてあって、迫力がある。
中央には4つの大河(ナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川)を擬人化したと言われる彫像の噴水型オベリスク(方尖塔)「四大河の泉」がありました。
これらの彫像はバロック時代に、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって造られたものなのだそう。
ベルニーニと言えば―――!
みちょるびんが「トレビの泉」と勘違いした「バルベリーニ広場」の「トリトーネの噴水」の作者(「もたついちゃってごめんね! Part Ⅴ」)!!
ウィキペディアによると「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛されたバロック芸術の巨匠なのだそう。
スペイン広場にある「小舟の噴水」(「バルカッチャの噴水」)も彼の作品だし、「サン・ピエトロ大聖堂」の天蓋だって彼の作品。
ベルニーニが「トレビの泉」とは無関係であるとは言え、みちょるびんが勘違いした「トリトーネの噴水」は巨匠ベルニーニの作品であったわけだから、見誤るくらい‘スゴイ噴水’だったってことで、あの勘違いは起こるべくして起こった‘仕方がないことだった’・・・ということにしておこう。
「トリトーネの噴水」の彫刻は、海の神様「トリトン」がホラ貝から水を噴き上げて海の波を立てたり静めたりしているシーンだったようなのですが、土台に「蜂」がとまっているのを見たばっかりに、てっきり蜂蜜をガブ飲みしている・・・だなんて、勘違いしてしまった。
’無知’って怖いね!!
重ね重ね、もたついてしまったことをお詫び申し上げます☆
以上、みちょるびんでした!