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とあるイベント。

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 こんにちは、みちょるびんです。

 みちょるびんは外国で暮らしているのですが、仕事の関係で、当地にあるワイナリーのイベントに参加する機会がありました。

 上司や関係者が出席できないというので、回りまわってみちょるびんの元に話がやってきて、会社を代表して出席したものでした。
 そのイベントはそのワイナリー開業の周年事業で、都心から離れた場所にあるワイナリーでの開催。
 遠路はるばる出かけたのでした。

 ワイナリーが主催するのだから、ワインが振る舞われることが想像されましたし、おそらくつまみ的な食べ物も提供されるはず。
 こういった会合への参加は、誰か、話し相手がいた方が楽しいに決まっていますが、あいにくみちょるびんは一人。
 仕事で出かけるわけなので、仕方がありません。

 現地に到着してみると、既にたくさんの人でにぎわっていて、敷地の入口のところでは来場者にスパークリングワインが配られていました。
 そして、不織布で作られた簡易なポシェットも。

 周囲を見渡すと、皆、そのポシェットを首から下げていて、中にはワイングラスをその中に入れている人もいました。
 どうやら、このイベント滞在中は、このワイングラスを使い続けてほしいという趣旨のよう。
 このポシェットは、グラスを使用しない時、混乱や紛失を避けるために、一時的にグラスを収納するためのものということのようでした。
 みちょるびんも1つ失敬し、皆にならい、そのポシェットを首から下げました。

 以前、みちょるびんは日本でワイナリー見学に参加したことがありましたが、その時の、ひも付きの小さいカップを渡された記憶が蘇りました。
 そのワイナリー見学では試飲ができたので、試飲用に配られたカップでした。
 見学者の多くは、ワインの試飲を楽しみにしているのでしょうし、試飲の都度、カップを交換していては業者にとっても手間となる。
 せっかくの試飲なのに、味がミックスするんじゃないか?という心配もありますが、その他の点では、経済的で且つ効率的と、利点の方が勝る。
 プロのソムリエみたいに真剣にテイスティングしようっていうんじゃないし、‘飲む’ことの方が目的だったりする人々にとっては、このシステムで何ら問題ない―――。

 このポシェットの配布で、みちょるびん、このイベントの全貌を即座に理解いたしました☆

 しばらく外で飲んでいると、おじさんたちが歌を歌い始めました。
 酒に酔った陽気なおじさんたちなのかと思っていたら、どうやら、それがイベント開始を告げる合図だったらしい。
 人々がどやどやと、建物の中に吸い込まれていったので、みちょるびんもその波に乗って中に入りました。

 会場の前方にはステージが設けられており、その前にはズラーっと列を作ったテーブルが所狭しと並べられていました。
 数えてみると、1列に32人が向い合せに座れるようになっていて、そのテーブルが10セットくらいはあったんじゃなかろうか。
 つまり、320人くらいは座れるようになっていたということ。

 一人で参加しているみちょるびんは、テーブルの輪の中に入っていくことが躊躇されましたが、とにかくどこかには座った方がいいわけで、テーブルの端に座っておられた老夫婦の隣に陣取らせていただきました。
 テーブルのほぼ全席が埋まり、それでも、立っているヒトたちもたくさんいて、とにかく規模が大きいイベントであるということがわかりました。

 お隣の老夫婦の服装は、普段着といった様相で、気軽に参加しているといった感じ。
 雰囲気的に、ワイナリーが取引をしているビジネス関係者ではない。
 このイベントは、ビジネスを目的としたものなんだろうと、勝手に想像していたので、ちょっとびっくりしたみちょるびんでした。

 またステージにおじさんたち数人が登場し歌い始めたので、ワイナリーで働く人々が作業をする際などに歌う歌なのかと思って聴いていたら、どうやらイベントを盛り上げるために招かれたプロ集団だったらしい。
 スピーチの合間合間に、歌ったり、楽器演奏があったりということが繰り返されました。
 全て、母国語による司会進行だったので、想像で補うしかありませんでしたが、祝いの席であることに間違いはない。

 式典の最後に、前方で樽を開けるというようなパフォーマンスがあり、それは新酒の「解禁」を意味していたように見受けられました。
 その後各テーブルに、ワインの入ったピッチャーが配られ、歓談が始まりました。
 ソーセージやマッシュポテトといったような食事も振る舞われていたようで、ビュッフェ・テーブルには多くの人が列を作っていました。

 おそらく、このイベントに参加しているアジア人は、みちょるびんがただ一人。
 ワイナリー関係者であればおそらく、みちょるびんがどこの回し者かわかるし、会社を背負って出席しているからには、ヒトを掻き分けて食事に群がるというわけにはいかない。
 生ハムの列が短かったので、せめて生ハムくらいは味わって帰ろうと思い、並んでゲット。
 ちょっと図々しいかとは思いましたが、談笑する人たちのテーブルの上にあったピッチャーから赤ワインを恵んでもらい、生ハムをかっ食らってイベントを後にしました。

 待機していた運転手の話では、駐車場に並ぶ車のナンバーは、ほとんどが地元のものだったそう。

 その話と、ビジネス関係者とは思えないあの老夫婦参加を総合的に考えると、きっとワイナリーは、地元の人たちも多く招待していたんじゃないかという点。
 場外でも食事が振る舞われていたし、みちょるびんが帰る時間に、入れ替わりに到着している人たちもいて、仕事帰りにやって来たといった雰囲気がありました。
 入場するにあたり、招待状のチェック等もなかったし、誰もが歓迎されているんだと思う。

 みちょるびんは、ワイナリーを囲む広大なブドウ畑を眺めながら、このワイナリーは、地元の人々の理解や協力があって、ここまでやってこられたんだろうと思いました。
 ワイナリーはこんな風にして恩を返し、また地元の人たちから愛されるんだろうね。

                             以上、みちょるびんでした!

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