こんにちは、みちょるびんです♪
現在、日本に一時帰国しているみちょるびん。
ホテル暮らしをしています☆
みちょるびんが泊っているホテルには、大浴場がある―――。
外国暮らしをしているみちょるびんは、普段、お湯に浸かれていないので、これは大変ありがたい。
このホテルを選んだ決め手の一つでもあります。
そんなわけで、みちょるびんは毎日、大浴場を利用しているところです♪
通常は、朝の遅い時間に出かけているのですが、今朝は、朝早くに出かける用事があった―――。
朝早いと、ビジネスマンとバッティングして混雑することが考えられるので、それを避けるために、昨日は夜のうちにお風呂に入ることにしました。
ちょっとのんびりしてしまい、大浴場に行った時は、既に24時を回っていました。
まぁ、浴場は2時まで開いているので、その辺は問題はないのです。
サッと浴びて、脱衣場で髪の毛を乾かしていたところ、外国人の若い娘さんが入ってきました。
彼女は、入って来るやいなや、浴室のドアをバッと開けて中の様子を確認。
その後は、お風呂に入るでもなく、その場にとどまって、何やら不審な動きを始めました。
スマホで(人が写らないように)写真を撮ったり、ホテルが掲げている注意書きのボードを眺めたり、スマホをいじったり・・・。
お風呂の入り方がわからなくて困っているのかな?と思い、出がけに、声をかけてみました。
そうしたら「水着はだめなんですね・・・?」と言いながら、ガウンの下にまとっていた赤いビキニをチラリと見せてくれました。
彼女は、ヨーロッパからやって来たのだそうで、大浴場の利用は初めて。
裸で入ることに抵抗があり、無人になるのを待っているのだ・・・ということでした。
でも案外、ヒトの入りが絶えないのよね、これが。
決して、混んでいる・・・というわけではないのだけど。
彼女から「ヨーロッパのスパでは、水着を着用するのに、なんでここではダメなんだ!?」と詰め寄られました。
まー、気持ちはわからんでもないが、一言でいうと「これが日本の伝統文化なのだっ!」ってことなんだよね。
「誰も、あなたのことは見ないし、あなただって、ヒトのコト、見ないでしょ?」と説得してみたが、ダメ。
見るんだね? 君は??
ま、見るけどね、みちょるびんも。
彼女はどうしても、恥ずかしいようで、ボトムスだけでも履きたいと訴えてきたので、お湯の成分が水着の生地を傷める可能性もあるし、第一、お湯を汚すことになるから不可なんだと伝えました。
タオルすら、お湯に浸けることはマナー違反なのだ、と。
「混浴って入ったことある?」と切り返されたので、「ない」と答えたところ、「何故?」って訊くので、モジモジしながら「それはさすがに恥ずかしいじゃん!?」って白状したら、「’それ’と’これ’と、どこが違うの!?」と反撃された。
いやいやいや、あちらは異性ですから!
こっちは、ついてるものも、同じじゃん!?って反論してみたけれど、拙い英語で、果たして伝わったかどうか・・・???
「お湯は特別なものなのか?」と問われたので、風呂場の説明書きが人工結晶とかなんとか書いてあったのをちょうど見ていたので、「ミネラル分は天然ではなく、シンセティック(合成)」だと伝えました。
ここで「合成」の知識が披露できるとは思わなかったけど(「ヒシヒシ。(63)」)、彼女にはピンとこなかったみたい。
それですぐに「Artificial(アーティフィシァル:人工的)ってことね」って言い直されたから「そう、そのArtificial!」と繰り返そうとしたが、どうも口が回らなくて「Artistic(アーティスティック)」とか言い間違えたりしたもんだから、リピート・アフター・ミーみたいに、ちょっとした発音レッスンの場面も繰り広げられました☆
最終的に、タオルで隠しながら中に入る分には構わないし、湯に浸かる時だけタオルを外せばいい、何ならその間、タオルは頭に乗っけていれば大丈夫!と、いうことで、とりあえず納得してもらいました。
せっかく、異文化体験ができる機会があるわけだし、日本を余すことなく堪能してほしい!
最後に「グッドラック!」とエールを送って、彼女と別れました。
みちょるびんにとっても楽しい異文化交流でした♪
以上、みちょるびんでした!