じーまんGO!(#7)
こんにちは、みちょるびんです。
今日もなんとか「じーまんGO!」をひねり出しました♪
≸コツコツ♪≹
☆じーまん・エントリーNo.7☆
子供の頃からピアノの練習だとか、「コツコツする」のが大嫌いでした。
そろばん塾にも通わされていましたが、よくさぼってました。
そんな調子だから、両方とも‘そこそこ’のレベル。
そろばんに限って言うと、みちょるびんには向いていなかったんだと思う。
確かに、最初から何でも上手にできるわけはないし、がんばって努力した先に「好き」が待っている可能性だってあるのだから、そういうチャンスを与えてくれたという意味では両親に感謝しなければならない。
また、経済的に余裕がなかった中で習い事に通わせてくれていたという点にも感謝。
当時は子供だったし、習い事にお金がかかっているなんてことを考えたこともなかった。
だいぶ両親の期待を裏切っちゃってたなぁって、今だから思えます。
でも、ちょっと意地の悪いことを言うと、これは親のエゴでもありますけどね!
それに、みちょるびんは1回だけですが、「習いたいものがある」と自らお願いしたことがあった。
それは、ダンス(バレエ)。
結局、ピアノを習っているからと言う理由で却下されました。
みちょるびんはバレエ自体に固執していたのではなく、単に‘踊り’がしたかっただけなのですが、みちょるびんが住んでいた田舎では「踊りの習い事」といったらバレエくらいしか選択肢がなかったんだと思う。
バレエはピアノ以上に、衣装だとか発表会だとかでお金がかかるっていうことも、許可がおりなかった理由なんだろうと思います。
あの時、ダンス教室に通わせてもらっていたら、みちょるびんの人生は大きく変わっていただろうと思います(「じーまんGO!(#6 みちょるびんダンス♪)」)。
何かしらダンスに携わる仕事をしていたはず。
両親に対して口先ばかりの感謝で、文句ばかりを並べているような感じになっちゃってますが、でも、ピアノについては本当に感謝しています。
人前で披露するほどの腕前がないのは練習しなかった自分のせい。
それでも楽譜を読んで、音を奏でることができるし、自分ひとりの時間を楽しむことができる。
深刻な病気になって静養が必要になった時―――、ピアノを弾いている時だけが、あの受け入れがたい現実を忘れることができた(「眠れぬ夜。2」)。
あの時ほど、ピアノをやっていて良かったって思ったことはなかったし、何度となく教室を辞めたみちょるびんを、その都度引き戻してくれた両親に感謝です。
因みに、職場の面接試験の時に、履歴書に書いていた趣味の「ピアノ」は、面接官に高く評価された記憶があります。
海外勤務がある我が社は、若い新入社員を採用するに際し、一人の余暇をうまく過ごせるかどうかという点も重視していたところがあったよう。
ホームシックにかかって、日本に戻さざるを得なくなるようなトラブルがあったのかも知れません。
そういう意味では、「ピアノ」は会社との縁を結んでくれたということにもなる。
さて、みちょるびんは、自分のことを「コツコツ」という地道な努力ができないタイプなんだと、ずっと誤解してきました。
学校の勉強も、「コツコツ」が要される暗記ものの教科は嫌い(苦手)だったし、習い事だって「コツコツ」できた試しがない。
高校生の時に学校で受けた「性格診断テスト」でも、「忍耐強さ」の数値が異様に低かった記憶があって、その結果は自分の「コツコツ」できないという根気のなさを物語っているように感じられたのでした(「執念の人。」)。
だからずっと、そんな自分に対し、評価が低かったんです―――。
いや、それはウソ。
「コツコツ」せずとも要領よくやっていた自分を自慢に思っていたところがあった。
その上「コツコツ」している地味な人を、バカにしていたようなところがあったようにも思う。
’若さ’ゆえの勘違い・・・。
だけどね、不思議なことに、いつまでたっても、どこか自信を持てない自分がいたんですよ。
でも―――。
ようやく、「コツコツ」が自信に変わるんだということを学びました!
どうやらみちょるびんは、好きなこと、目標がはっきりと定まっていて、自分が信じていることに対してなら「コツコツ」ができるらしい。
「コツコツ」できたという実績が1つあったということに、長い間気が付いていませんでしたが、中学生の時に英語の弁論大会に出場し、東京に遊びに行きたい(=全国大会出場)という明確な野望があった時は、毎日「コツコツ」とスピーチを練習。
おかげで、目的を達成することができました(「仕込みの時間」)。
「宝石鑑別」のディプロマを取得できたのも、「コツコツ」の賜物。
「宝石鑑別」の卒業試験は、出題された20石中、1石でも間違うと不合格という厳しいものでした。
試験では、手渡されたナンの石かわからない20石を5時間で、特定しなければならない。
単純計算すると1石の持ち時間は15分。
だから、検査技術の腕を上げ、分析に必要な知識も備えておく必要がある。
それはたくさん石を見て経験を積む以外に、解決策はなかった。
これはもう「コツコツ」せざるを得ない状況。
初めのうちは1日かけても、1石すらまともにできず、途方に暮れるは、イライラするは、嫌気がさすはで、何度となく通学を中断していました。
しかし最終的に、これ以上の修学期間延長が許されないという‘最終終了期限’の通達を学校から受けてしまい、それまでに卒業するか、また新たに高額な受講料を支払うかという二者選択を迫られたのでした。
そうなったら最後、もうやるしかない!
ようやく‘やる気スイッチ’が入り、それからは死にもの狂い。
学校の開校時間と仕事との兼ね合いで、唯一出かけることができた土曜日に、毎週みっちりと実習を行いました。
当時の日記に書かれていたのは、先生に「粘りのみちょるびん」と呼ばれていたということ。
こんな評価を受けたのは人生初だったし、不思議でならなかった。
みちょるびんは「期限内に、1発で合格する」という目標を掲げ、とにかく真剣に取り組んでいた。
ただ、それだけのことだったんです。
確か、この時代が1年半くらい続きました。
それまでの「コツコツ」実績が「短期集中型」でしかなかったことを考えると、すごい記録だと思います。
この時のがんばり、「コツコツ」できたということが、今のみちょるびんの自信につながっていると思っています。
「宝石鑑別」のディプロマ取得の喜びは、ずっと自分にはできないと思っていた「コツコツ」という達成感の上に成り立っている。
だから余計に誇りに思います。
そして、現在進行形の「コツコツ」―――。
「1日1記事」投稿を目標に掲げる当ブログサイト「ぷぷっ・ピィ・DO」。
始めてから2年と7ヶ月が経過。
素直に、うれしい♪
以上、みちょるびんでした!