こんにちは、みちょるびんです♪
先日、気分転換に、あるショッピングセンターで、ぷらぷらとウィンドウショッピングをしていました。
時間もあったし、普段はあまり覘かないようなジュエリーショップに立ち寄りました。
本格的な宝石店というよりも、若者向けのカジュアルなファッションジュエリーを扱っているといった雰囲気の店。
1粒の色石をあしらった指輪が並んでいたので、どんな石が使われているんだろう?と興味本位で眺めていました。
みちょるびんは、異業種であるにも関わらず、宝石鑑別のディプロマを持っているほどの宝石好きなんです♪
買う気はないのだけど、最近のトレンド調査といったところ。
そのお店で扱われているジュエリーは、ナントカというデザイナーさんのオリジナルデザインなのだそうで、使われている石もそのデザイナーさんご自身でセレクトされたものなのだとか。
指輪は、10kのマット仕上げのシンプルな台座がさりげないおしゃれといったナチュラルな雰囲気を醸し出していました。
10kであるからこそ、肌馴染みしやすいピンクゴールドに近い優しい色合い。
それも、指輪が主張して見えない所以なんだと思います。
みちょるびんは素直に、店員さんが陳列棚から出してくれた指輪を試していたのですが、その様子を見て、指の太さから、もう少し大ぶりのものがいいと店員さんは思ったのでしょうね。
大粒のグレーの石のついた指輪を出してくれました。
その時にアクアマリンであるとの説明を受けました。
みちょるびんは店員さんの言葉に耳を疑いました。
通常、アクアマリンといったら、淡い水色の透明石。
その石はちょっと不透明で、しかもよくみると黒いゴマのようなインクルージョンがびっしり内包されていました。
そんなアクアマリン、見たことない!
だけど考えて見ると、アクアマリンの中には実はキャッツアイを呈する石もあり、そういった石は不透明っていうのがお決まり。
言われて見ると確かに、あの不透明なアクアマリンに雰囲気がちょっと似ているかも知れない・・・。
つまり、黒色のインクルージョンが入っている不透明なアクアマリンがあっても不思議じゃないのかもしれない・・・!? そう、思い直しました。
指輪を指につけ、手を50cmくらい突き出して左右に傾けて石の様子を観察してみると、角度によっては確かに水色に光が通過していくのが見えました。
アクアマリンであるということに納得がいきました。
石の底面あたりには時折り、ムーンストーンのような優しい光――シラーも見えました。
石のボリューム感といい、不透明な感じといい、みちょるびんにとても似合っていました。
店員さんも、試した中でも一番似合っていると言ってくれました。
ただなぁ―――。
お値段がなぁ・・・。
30万円以上もしていたんです。
ステキなんですよ?
とても個性的な石だし。
だけど、若者向けのファッションジュエリーのお店で扱うような値段じゃないよねー!?って、思ってしまう(- - ☆)。
昔だったら、ダイアモンドなんかもサイドについて、品質のいい、いわゆる三大宝石っと言われるルビーやサファイアの値段だよなー・・・。
しかも、18kの!
あるいは、ブランドの18kの地金のファッションリングがこれくらいの値段っていうイメージがあった―――。
つまり、それだけ、物価が上がっているっていうことですね・・・・。
金も高騰しているしね・・・。
その他、そのお店で見せてもらったいわゆる半貴石と呼ばれる石のものですら、20万円台というお値段で・・・。
感覚的に、昔の2倍くらいに跳ね上がっているっ!・・・て感じました。
まぁ、みちょるびんはリサーチのため(冷やかし)だったし、「検討します!」と言って、店を去ったんですがね☆
その後、あの面白い外観をしたアクアマリンのことが気になって、ネットで調べてみたところ、通称「モスアクアマリン」と呼ばれていることがわかりました。
もしくは「ブラックレインアクアマリン」。
あの黒い粒々のインクルージョンはどうやら、チタン鉄鉱ということのよう。
みちょるびんは、一頃熱心に自分研究を行っていたことがあります。
パーソナルカラーで言うところの「秋子なのか? はたまた夏子なのか?」問題に始まり、鏡面加工よりも、マット加工がいいとか、透明石よりも不透明石が得意とか、ナントカ・・・。
その中に、‘水ようかん’が似合う・・・という記述を見つけたのですが(「ヒシヒシ。(31)」)、あの石は、まさに‘水ようかん’タイプと言えるのではないかと、自分で書いた記事を読み返しながら思いました。
‘水ようかん’となると、滅多にお目にかかれない珍品!?
希少なすばらしい運命の出会いなのではないか・・・っていう気がしてきて、なんだか、惜しい気分になってきた・・・。
マズイ!!
以上、みちょるびんでした!