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しばし待たれよ! Part3-60

投稿日:2024年8月28日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 みちょるびんにとって、日本での生活は約10年ぶり。

 新居に入居し、ようやく主要な家具や電化製品が揃いましたが、それでもまだ船荷は到着しておらず、万全の状態とは言い難い。

 そんな状況であっても、でも仕事は容赦ない。
 日本に戻ってきたその翌日からはフル回転しています。

 この10年間で仕事のやり方が変わってしまったから、新しいシステムを覚えないことには仕事にならない。
 その上、担当する業務も全く初めて。
 手探りでやっている中、締め切りが本日中とか、明日までだとかいう急ぎの案件が毎日のように目白押しで、この1ヶ月、かなりのストレスでした・・・(- - ☆)。

 1週間ほど前から、あるタスクに向けて取り組んでいたのですが、全然思い通りに――計画通りに仕事が進まず、焦ることになりました。

 ちょうど夏休みシーズンであったため、各担当者が入れ替わりに休みを取り、その都度、その帰りを待たねばならなかったり・・・。
 ようやく書類を整えることができても、今度は決裁課程で確認が生じ、修正が求められたり・・・。
 そういうことも見越して、みちょるびんは関係者に根回しするなど、自分ができる調整を行っていたのです。
 それでも、予期せぬ担当者の休みなどのせいで、作業が進められない中、締切当日を迎えてしまったのでした・・・。

 最終段階でも案の定、上司からいろいろと質問を受け、確認を余儀なくされました。
 本来であれば、その作業は遠の昔に終わっておかねばならないもの。
 こんな調子では到底締切期限に間に合わないと思いました。

 そしたら、急に悲しくなってきて、実際に涙が出そうになりした。
 担当者に問い合わせをしながら、声が詰まりそうになるのを必死に堪えました。

 結局、指定された時間には間に合いませんでした―――。

 ただ、その締め切りは、少し余裕を持って設定されていたものだったので実害はなかったし、周囲もみちょるびんが置かれた事情を理解してくれていたので、結果オーライ。
 でもさ、お昼ご飯も食べる時間はなかったし、仕事を終えても晴れやかな気分にはなれなかったわけ。
 自分の置かれている状況を呪いました。

 先日友達が連れて行ってくれた不思議な力のある‘整体師’からは(「しばし待たれよ! Part3-56」)、実は「人間関係が大変。仕事のできない上司に振り回されている」と言われていました。

 正直なところ、この言い回しには違和感があったので、整体師に言い当てられた!という感覚は起こらなかったわけ。
 でも友達は、みちょるびんの話を聞いて、広義には当たっていると感じていたよう。

 上司にとってもその業務を担当するのが初めてで、ナーバスになっていたのは確か。
 不安だからこそ、細かいところが気になっていろいろと確認してきたんだと思う。
 でもそれは仕事ができないということではなく、むしろ、より良いものにしたいという前向きな姿勢の表れでもあると思うわけ。
 上司のことを仕事ができないという風には感じたことはないので、整体師の話していることを受け入れられなかったのです。

 とは言え「ヒトの調整に苦労していた」のは事実であり、また、特に「上司の決裁を了するのに時間を要した」のも事実。
 みちょるびんが何も話さないのに、みちょるびんの置かれている状況を理解したのだから、ある意味すごいことではあるんだけど。

 そういえば、「ブログはあんまり根を詰めないように・・・みたいなことを先生に言われていたね」って、友達に指摘されるまで、そのことは忘れていました。
 人間は、自分に都合の悪いことは耳に入ってこないようにできてるんだと思う☆

 さて、今回、久しぶりに職場で泣いたと言うか―――。

 こんないい年になってまでこんな感情を味わうことになるとは考えてもみなかった。
 自分が置かれている状況を惨めに感じました。

 そうね・・・。

 周囲を見ていて、同じ業務をしていても、いちいち抵抗にあってスムーズにいかなかったのはやっぱりみちょるびんだけだったし、その大きな原因はやっぱり細かいことが気になる上司にあったということは間違いない。
 ある意味、巡り合わせが悪かった・・・ということなのかも知れないけどね。

 みちょるびんはとにかく真面目に、指定された期限までに仕事を終わらすことに注力し、考えられる対応は行っていました。
 それだけに、期限を気にしていないように見えた上司のことが恨めしく思えたし、仕事が終わる気がしなくて、泣きたくなったんだよね。

 でもそれって果たして本当に、泣くような――自分の神経をすり減らさなきゃならないような事柄だったんだろうか―――!?

 実は、みちょるびんよりももっと作業が遅れている子がいたのね。
 本来はその仕事はその子の担当ではなく、他の担当者の代わりに対応していたものだったから、「遅くなったのは自分のせいではない」という気持ちがどこかにあったのかも知れないけど、全然涼しい顔をしていたのね・・・。

 遅れているという同じ状況下で同じ時間を過ごしているのに、かたやみちょるびんはピリピリしていて・・・。
 自分をすり減らしているのは自分自身で、なんだか損してるなっても感じたんだよね・・・。

 過去を振り返っても、自分ががんばった分、うまくいかなかった時にこんなような気持ちになって、一人でイライラしていました。

 だけど、そこまで自分を追い込むようなことではないのかも知れない。
 そういう時って、視野が狭くなっているから、視点を変えることが必要なんじゃないかって、今回の一件で気がつきました。

                             以上、みちょるびんでした!

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