こんにちは、みちょるびんです♪
みちょるびんは今の会社で働き始めてから約35年(!)になります☆
その半分くらいは海外勤務していたということはありますが、それでもそれなりに日本勤務は長い。
そうなると、自ずと職場での顔見知りなども増えてくるものです。
みちょるびんはなかなか人の顔を覚えられないのですが、覚えている人というのは、それだけ過去に何かしら心の交流があり、繋がりがあった人。
たまに、顔は思い出しても名前が出てこない・・・ということもありますが、「あ、この人!」ってなるわけです。
昨日も、そういうことがありました。
お昼休み、外に出かけようと社内の階段を降りていっていた時のこと。
前を歩いている人の後ろ姿が、昔一緒に働いたことのあった先輩にとてもよく似ていました。
その先輩はいつも穏やかで、たまに廊下で会った時も声をかけてくれた優しい人でした。
久しぶりにお見かけし、みちょるびんも日本にも帰って来たことだし、声をかけてあいさつしたいと思いました。
だが、後ろ姿だけでは確証がもてない―――。
声をかけるかどうか、迷っていました。
その先輩は当時から、ちょっと長めの黒い髪をオールバックにし、ポマードでキメていました。
そのスタイルは今も健在。
十数年ぶりに会った知人たちは、歳を重ねて年相応の容貌になり、以前からするとだいぶ雰囲気が変わったな・・・と感じる人も多い中、昔からのスタイルをずっとキープすることはなかなかできることではない。
前を歩くその人をチラチラ見ていたところ、視線に気がついたのか後ろを振り向いてくれました。
挨拶をすると、その人も挨拶を返してくれました。
しばし、一緒に歩きながら況報告をし合いました。
そして、お互いに大変ですよねぇと言って別れました。
が、その後、ジワジワと、あの人はみちょるびんが知っている先輩ではないと思い始めました・・・。
確かに雰囲気は似ているのだけど、第一に年齢が若いように感じられました。
みちょるびんがその先輩に最後に会ったのは10年以上も前で、みちょるびんの思い出の中にいる先輩は、その時の姿のままで時が止まっている―――。
だんだんと先輩の顔がはっきりと思い出されてきましたが、もっと色白だったし、まつ毛も長がった。
口髭もトレードマークだったな、そういえば・・・。
完全なる別人―――。
いやね、相変わらず毛量が多くて黒々としているんだなあって感心していたんですよ。
そんなはずないか、さすがに!?
それにしても―――。
それじゃあ、あの人は誰だったんだ?ってなるわけ。
考えれば考えるほど、これまで接点がない知らない人。
向こうも、みちょるびんのことを誰だろう?って思いながら話しを合わせていたのだろうか?
そう考えると可笑しくて可笑しくて、一人でニヤニヤしてしまいました。
自分から所属部署を名乗ってくれるなんて、ノリが良すぎでしょ!?
みちょるびんも礼儀として最近配属されたばかりの部署を伝えましたが、あるいは、みちょるびんが誰なのかを確認するための手だったのか?
きっとあの人は検索して、みちょるびんの名前を調べていることだろう。
次に会ったら、また挨拶するのかな・・・?
これ以上は踏み込ます、でも、お互いに知っている体で・・・???
こうなったら、勘違いしていたことには気づいていないフリを貫き通そうかな!?
そうしていれば、‘お知り合い’という関係性は偽りではなくなるし、会うたびに、あの人が「どこで接点があった人だろう!?」って不思議がるのだとしたら、想像しただけでも愉快。
うん、そうしよう!
以上、みちょるびんでした!