こんにちは、みちょるびんです♪
みちょるびんがコンタクトデビューしたのは高校生の時。
部活でバスケットボールをしていたこともあり、迷うことなくソフトレンズにすることを選びました。
ハードレンズは、忙しく眼球を動かすとポロッと容易に落ちる危険性があり、また、目にボールが当たった時などに、レンズが割れて目を傷つける恐れがあるということが、その理由でした。
当時、仲良くしていた友達にハードレンズ愛用者がいました。
横で見ていてとても恐ろしかったのは、ハードレンズが目の裏側の方に入り込んでしまい、それが吸盤のように眼球に貼りついて、なかなか剥がれないということ。
何度かその場面に遭遇し、その度にその様子があまりにもホラーで、怖かった。
本人は多少痛そうではありましたが、慣れたもので、いつも冷静。
どうすればとれるのか、経験的にわかっているといった感じでした。
だがみちょるびんには、これがトラウマとなっている。
だからみちょるびんの中では、ソフトレンズからハードレンズへの鞍替は選択肢にはない。
空気の透過率が高い(「しばし待たれよ! Part3-150」)ということ以外、ハードレンズに部が悪いことばかりを話しましたが、ハードレンズの場合、目にゴミが入るとすごく痛いため、逆にそのおかげで目の異常に早く気づくことができ、状態の悪化を防ぐことができるという利点があります。
一方ソフトレンズは、装着感が感じられないほど着け心地がいいため、中には長い間レンズをつけっぱなしにしていて、それでも目の異常に気づけず、手遅れになってしまった・・・という怖い話も聞いたこともありました。
さて、コンタクトレンズを落とした・・・と聞くと(「しばし待たれよ! Part3-149」)、必ず思い出す話があります。
みちょるびんが中学生だった頃に、若くして赴任してきた若い女の先生から聞きました。
その先生がまだ高校生だった頃、学校の帰り道、装着していたハードレンズを落としてしまったそうです―――。
一緒に下校していた友達も協力してれ、皆で地べたを這うようにして探したそうですが、いくら探しても見つからない。
そうしているうちに、誰かが泥遊びを始めたんだとか。
ちょうど、雨上がりで水たまりができていたので、泥を水で濡らしながら、丸めてお饅頭を作ったとのこと。
そのできた泥饅頭を真ん中でパカッと割ってみたら、なんとそこにコンタクトレンズが!
・・・そんな話でした。
当時、コンタクトレンズはとても高額なものでしたし、いくら探しても見つからないのだから意気消沈していたに違いない。
そんな中、饅頭の中から出てきたのです。
そりゃぁ、皆で大喜びしたことでしょう。
先生も、その時の興奮が思い出されたといった感じで、嬉々として話してくれました。
すごいなー!
そんな奇跡のようなことがあるんだなー!!ってみちょるびんも感心したし、だからこそ今もこうしてその話を思い出すわけです。
だが、大人になった今、気になるのは、そのレンズをその後使ったかどうかという点―――。
こねた泥から発見されたとあらば、まず衛生面が心配されるし、砂利でレンズに傷がついたんじゃないか?とも疑うわけさ。
レンズの汚れや傷で、目を傷めることはなかったのか、そっちの方が気になる。
あ、でも、ハードレンズだから、何か不具合があれば、装着後すぐに症状として表れ、深刻なトラブルに発展するようなことにはならなかったに違いない。
先生もそんな話はしていなかったし・・・。
子供の頃は素直に感動できていたことも、大人になると、単なる面白い話では済ませられなくなるのが悲しいね。
以上、みちょるびんでした!