こんにちは、みちょるびんです♪
その日は午後からの出勤でした。
職場に着いて、駅のオーソドックスなロッカーくらいのサイズしかない自分の小さなロッカーに荷物を入れ、バッグの中からハンドタオルを取り出しました。
汗拭き用に、自席に持って行くためです。
ところが―――。
ハンドタオルがびちゃびちゃに濡れていました。
ランチの時用にと忍ばせている膝かけナプキンとして使っているハンカチも・・・。
両者、水が滴るレベル・・・。
さては、水筒から水が漏れたか!?
みちょるびんは、毎日、300mlの水を持ち歩くようにしています。
夏の暑い盛りに外国から日本に戻って来て、一番初めに買ったのが水筒じゃなかったか!?―――
軽さに惹かれた最初のそれはプラスチック製で、説明書にも、水がこぼれる恐れがあるから持ち運びは縦にするようにという注意書きがありました。
用心してビニール袋に入れて運搬しましたが、確かに容器から水がしみ出て、ビニール袋の中に水が溜まっていました。
さすがにこれはストレス。それですぐに新調したのが、現在愛用しているステンレス製の水筒ってわけ(「しばし待たれよ! Part3-58」)。
この水筒は、名だたるメーカーが製造したものであり、多少乱暴に扱ってもこれまで一度も中の液体が漏れるというようなトラブルはありませんでした。
それだのに―――!?
犯人は、みちょるびん自身だ!
出がけに急いでいて、水筒に水を入れた後、慌ててバッグに水筒を放り込んだのですが、その時にきちんと蓋を締めていなかったのかも知れない・・・(- - ☆)。
その日は、サービスデイで、仕事帰りに映画を観に行く予定にしていました。
だから、みちょるびんのお守り的存‘ぬいぐるみたん’(「『占い』考。(その17:ぬいぐるみたん)」)もバッグの中に潜んでいました。
真っ先に心配したのは‘ぬいぐるみたん’。
幸い、‘ぬいぐるみたん’には被害は及んでおらず、ひとまず安心。
その代わり、ストールや、布製ポーチなど細々としたものに水がしみていました。
バッグの中に水が溜まっていたら最悪だと思いましたが、バッグが濡れているということはありませんでした。
水筒の1/3くらいの量の水は残っていたので、こぼれたのは200mlくらいか・・・。
あああ、出勤早々、ツイテない。
職場に干す場所なんてないし、退社の時間までに、乾いてくれるだろうか・・・。
今夜は映画にも行くというのに!
濡れたものを持ち歩きたくない!!
周囲を見渡すと、部屋の端の方に人目を忍ぶようにして共用のハンガーラックがあり、誰のかわからないハンガーがいくつかぶら下っていました。
まだまだ暑い日が続くから、上着をかけている人も少ない。
背に腹は代えられないので、ハンガーを拝借し、水を絞ってきたハンドタオルとハンカチ、ストールをそれぞれハンガーにかけて乾かさせてもらいました。
ストールならまだしも、職場のラックに生活感あふれるハンドタオルとハンカチがかかっているのもかなり怪しいですが、公衆の面前に晒せるのはこの3アイテムがギリギリ。
残りのポーチなどの小物類は、狭いロッカーの中に広げました。
チマチマと小物類を広げる図は情けない・・・。
ポーチ・イン・ポーチにまで及んでいたので、マトリョーシカを開けるみたいに中から出していかねばなりませんでした。
少しでも空気の通りをよくするために、ポーチなどは筒を広げるようにして立てかけたり、場合によっては水筒の頭に被せたりしました。
以前みちょるびんが住んでいたヨーロッパとは違い、日本はそもそも湿気が多いし、ロッカーの扉を閉めるとますます中に湿気がこもるんじゃないか。
だとしたら、乾きにくいのではないか・・・という無力感がみちょるびんを襲いましたが、夕方になるると意外に、気にならない程度に乾いていたので助かりました。
広げていたものをバッグの中に戻し、おかげで何とか予定とおり仕事の帰りに映画鑑賞に行くことができました。
唯一、ハンドタオルはまだだいぶ湿っていましたが、ビニール袋があったので、それに入れて持ち帰ることができました。
さすがにこのまま放置はできない!
次回からは気をつけよう(- - ☆)。
以上、みちょるびんでした!