こんにちは、みちょるびんです♪
2024年10月11日から伊丹市立ミュージアムで開催中のホラー漫画家・伊藤潤二先生の初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」。
ミュージアムショップでは、漫画本や書籍の販売がされていて、どれにするか悩みました(「しばし待たれよ! Part3-130」)。
いくつか、見たことがないものがあったからです。
「伊藤潤二自選傑作集」なるものが出ていて―――。
目次を見ると、収録されているものは基本的にみちょるびんも持っている作品だったんですよね。
作者である伊藤潤二先生ご自身が厳選されたお気に入り作品集という意味では、もちろん貴重ではあるのですが、既に保有しているとなると躊躇するじゃないですか?
だけどよく見ると、各作品についての創作秘話的な解説が掲載されていたんですよ。
ネットによると、執筆当時のアイデアノートから抜粋したメモやラフなんかも収録されているんだって!
しかもですよ?
描き下ろしの新作ショートストーリーも収録されているという!
アニメ化もされて知名度が上がってきた伊藤先生の原作漫画を、たくさんの人に手にとってもらうためのとっかかりにするには、とてもいい戦略だと思います。
決して、金儲けのためではないと思うよ!?
ああ、でも、昔からの伊藤先生ファンからすると、複雑な心境・・・(- - ☆)。
新作まで収録されているだなんて、ズルい!
ましてや気になる人気キャラクターのやつというね!!
あの場では、手に取ったものを戻しましたが、やっぱり気になる・・・。
海外暮らしをしていたブランクの関係で、他にもまだ購入できていない漫画本もいくつかあるから、そっちを優先させて、本棚に余裕があれば検討してみようかな・・・!?
そういえば以前、記事「ご趣味は? PartⅤ(「伊藤潤二」狂)」の中で、みちょるびんの悩みとして、複数の出版社で「コレクション」だとか「傑作集」などと言う形で作品集が多数出版されているから困る!っていうことを書いたことがありました。
結局みちょるびんは(株)朝日ソノラマ発行の「伊藤潤二恐怖マンガCollection」の購入は止め、朝日新聞社発行の「伊藤潤二傑作集」に統一、全11巻を揃えたんだよな。
よく見ると、どっちの社にも「朝日」っていう文字が入っている!
もしや関連会社!?
気になって調べてみたら、「朝日ソノラマ」は1959年9月に「朝日ソノプレス社」として創業、1966年に「朝日ソノラマ」に改称した朝日新聞社の関連会社だったんだとか。
過去形で書いたのは、2007年9月末に廃業したから。
その後は、朝日新聞社出版本部が継承したとのこと。
みちょるびんが持っている「闇の声」(朝日新聞社、2008年8月20日)の奥付には、著者、発行者などの情報と共に「この本の初版は2003年9月に朝日ソノラマ社から発刊されました」と書かれていました。
なるほどね、そういうことでしたか。
それなら仕方がない。
さて、展覧会ではみちょるびんは、書籍「増補新版『伊藤潤二大研究』」(Nemuki+編集部〈編〉、2024年3月30日)を購入しました。
この本は、2017年刊行の「伊藤潤二研究 ホラーの深淵から」を100ページ増量した大増補新版なんだそう。
2017年当時、みちょるびんは外国暮らしをしていて、そんな面白そうな書籍が出版されていただなんて知らなかったし、当然、購入もしていない。
だから「伊藤潤二研究」とは今回が初対面であり、100ページ増量という恩恵を受けた一人になる。
初版をいち早くゲットした伊藤潤二先生大ファンには申し訳ないが、増量版を購入できて良かった♪って思いました。
自分が得することは歓迎する。
人間、こんなもんよ!
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!