こんにちは、みちょるびんです♪
2024年10月11日から伊丹市立ミュージアムで開催中のホラー漫画家・伊藤潤二先生の初の大規模個展「伊藤潤二展 誘惑」に行ってきました!(「しばし待たれよ! Part3-126」)
東京展の方は残念ながら逃してしまいましたが(「しばし待たれよ! Part3-65」)、伊丹展に行くことができて本当に良かったと思いました。
実のところ、みちょるびんの周囲には、伊藤潤二先生のことを知らない人ばかり。
みちょるびんは10年近く海外赴任していて、4ヶ月ほど前に帰朝したのですが、久しぶりに再会した友人たちに伊藤潤二先生の展覧会を観に伊丹まで行くという話をした際にも、誰一人として伊藤先生のことを知りませんでした・・・。
みちょるびんは、伊藤潤二作品を世に広めようという啓蒙活動をしていて、新しく親しくなった人たちには、親交をより深めるという観点からも、伊藤潤二先生の漫画を紹介しているのですが、これまで食いついてきた人はほぼいませんでした・・・(- - ☆)。
女子の場合、ホラーが苦手っていう人が多いからね・・・。
確かに作品の中にはグロテスクなシーンもあるのですが、中にはマイルドな作品もある。
伊藤潤二作品の持ち味の1つは、星新一作品にも通じるような奇想天外なストーリー展開だとみちょるびんは思っているので(「ご趣味は? PartⅤ(『伊藤潤二』狂)」)、みちょるびんとしてはそちらの方を全面に打ち出したいのですが、なかなか漫画本を貸し出すというところまでは至らない。
例えば、食べ物でも、辛いのが苦手って言う人は、ピリ辛程度であっても食べることが難しいわけですが、ホラーも同じで、ちょっとでもホラーテイストがあると拒絶反応を起こされてしまうんですよね・・・。
間口が狭いから、なかなか誘いには応じてもらえないっていうのが実情。
だから、今回の展覧会で、海外においてもイベントが催されており、伊藤潤二フィーバーが海外にまで及んでいるという事実を初めて知ったのでした。
驚きました。
みちょるびんの周囲にファンが生息していなかっただけで、伊藤潤二作品はたくさんの人に愛されている!
みちょるびんは、伊藤潤二先生との出会い/再会を特別なものとして大切に感じており(「リアル、ホラー。」)、みちょるびんの周囲に伊藤潤二先生を知る人がいなかったという状況がさらに、「自分だけが知っている」という思いを増長させていたように思います。
みちょるびんだけの伊藤潤二先生が、実はみんなの伊藤潤二先生――それどころか、怪物(!)にまで成長していたということを知り、本来喜ばしいことのはずなのに、ちょっぴり寂しいという、複雑な気分もあったりする。
マイナーな地下アイドルだった‘押し’が、メジャーデビューして、紅白なんかにも出演しちゃったりなんかして、多くの人に認知され人気を博すようになった・・・っていう、そんな‘押し’を抱えたファンの心境に近いんじゃなかろうか!?
まぁ、それ自体もみちょるびんの場合、幻想でしたが☆
(つづく・・・)
以上、みちょるびんでした!