こんにちは、みちょるびんです♪
朝夕、本当にめっきり涼しくなってきましたね・・・。
タオルケット1枚で就寝するには、そろそろ限界に近づいてきていました―――。
みちょるびんが住んでいたヨーロッパのとある国を発って、日本に帰国してきてから3ヶ月が経ちましたが、この3カ月間、みちょるびんは手荷物として持ち帰った荷物だけで生活してきました。
それ以外の荷物は、全て、船便で輸送。
業者が話していたとおり、荷物を受け取るまでに本当に3ヶ月かかりました(「しばし待たれよ! Part3-99」)。
みちょるびんの記憶では、10年前に日本からヨーロッパの国へ移動した際は3ヶ月もかからなかった――確か2ヶ月半くらい?――という記憶があり、料金も、今回かかった額の半分くらいだったはず・・・!?
帰朝にあたり、もう一社、別の引っ越し業者から見積書を取り寄せていましたが、その社に至っては、10年前の料金の4倍以上の額となっていました(- - ☆)。
みちょるびんは単純に、それは、昨今の円安や物価高騰のせいなのかと思っていたのですが、どうやらそれだけではなかったようです―――。
アジアと欧州を結ぶ重要な水路であるスエズ運河。
ここでは、2023年11月以降、運行する船舶が、イエメンのフーシ派によって繰り返し攻撃されているのだそうです・・・。
そのため、多くのコンテナ船が航路の変更を余儀なくされているらしく、その結果、例えば中国から英国へのコンテナ運賃が4倍になるなどの影響が出ているとのこと。
現在では、その危険を回避するために、より安全な南アフリカ共和国の喜望峰を経由するルートをとる船舶が増えているそうです。
遠回りとなるわけだから、当然、従来のスエズ運河経由に比べて運航日数が余計にかかることになる。
アジアとヨーロッパ間の輸送の所要日数は、スエズ運河経由では通常30日から40日程度なのだそうですが、喜望峰ルートにすると、10日から15日が更にかかるそうです。
この増加した航海時間分、燃料費、人件費がかかるし、また、船舶の利用効率低下が更にコスト上昇を招いているとのこと。
みちょるびんの船荷が10年前と比べて、荷物を受け取るまでの所要日数が増えたこと、料金も倍以上になっているという状況から推察するに、みちょるびんの荷物も、喜望峰経由で日本にやってきたのかも知れないね・・・。
無事に手元に戻って来たというだけでも、御の字と考えた方がいいのかも・・・。
今後、イスラム武装勢力の攻撃対象がインド洋・アフリカ航路に拡大し、喜望峰経由の迂回ルートの安全性が低下すれば、保険料を含む海上運賃が高騰する可能性があるし、また喜望峰経由の迂回ルートの減便や運航停止、海上運賃の高騰で航空運賃と差がなくなれば、航空シフトや航空代替輸送への移行していく・・・見方もあるらしい。
みちょるびんの荷物は大物家具もあって、今回は全部で104箱でしたが、そんな大量の荷物を航空便で輸送するだなんて、とてもじゃないが無理だろう・・・。
世の中、どうなっていくんだろう・・・。
仕事とは言え、気軽に海外赴任もできなくなってきたな・・・。
昨晩は、船便で送られてきた荷物の中から早速、上賭け布団と枕を使用。
ちょうどいい高さと堅さの枕は快適だったし、布団も温かかった。
船荷が無事に到着した喜びをヒシヒシと味わったみちょるびんでした。
以上、みちょるびんでした!
【ご参考】
紅海の危機が揺るがす世界経済:船舶攻撃による輸送コスト急騰とインフレ動向 – 中小企業DXニュース (accelainc.com)