こんにちは、みちょるびんです♪
あれからオヤジたちも静まり、みちょるびんは寝ることにしました。
寝台列車には夜遅くなってから乗り込んだこともあり、外の景色は楽しめない。
だから、夜明け前に起きよう、早起きしようって思っていたわけ。
調べたら6時頃が日の出の時間だったので、5時半の起床を計画。
そんなわけで早く休みたいところなんだが、なかなか寝付けない。
妙に頭が冴えてしまっていました。
まあ、元々、みちょるびんは床が変わると眠れない口なんですが、いろいろ旅しているうちにだいぶ克服できたと思っていたんだけどね・・・。
ダメかぁー!
残念っ!
背もたれ側は向きたくないと思っていたが、あっち向きこっち向き、寝返りをたくさん打ちました。
4時過ぎくらいだったか?
いきなり車内アナウンスがあったんです。
予期せぬ突然の出来事に、びっくり。
「bring passport」という最後の言葉だけ聞き取れました。
パスポートを持ってこい?
どこに??
気がつくと、列車はどこかの駅に停車していました。
国境を超えたから、入国審査だ!
そのへんは、みちょるびんにも察しはつきました。
だが、このまま部屋で待っていればいいのか、ホームに出るべきなのか、わかりませんでした。
しかし、廊下は静まり返っているし、誰も外に出てる気配はないので、部屋で待ってみることにしました。
結構待たされました。
本当に来るのか?
パジャマ姿だったので、何か羽織った方がいいんじゃないか。
だが羽織るったって、コートしかない。パジャマにコートというのもなんだかね・・・。
いつ来るのか、本当に来るのか分からない状況でこの格好で待機しているのもバカバカしい。
体を起こしてしまったし、ついでに、トイレを済ませることにしました。
それから間もなく、どこかの部屋の扉が叩かれる音。
来たね!
一旦脱いだコートを着る間もなく、みちょるびんの部屋のドアも叩かれました。
背の高い、いかつい男の人が扉の外に1人立っていました。
パスポートを求められたので渡すと、写真と同一人物かを確認。
メガネをかけていたので、写真の顔になるように、積極的に外して見せたりしました。
1人か?とか、何してるんだ?とか、訊かれました。
もしかすると、何しにやってきたのかと訊かれたのかもだけど、住んでいる場所で何をしているのかを訊ねられたんだと思い、働いてると言ったら、すぐに尋問は終了しました。
良かった。
別に何もやましいことはないんだけど、夜中で部屋も暗くしていたし、なんかちょっと怖かったです。
みちょるびんは、幸いすぐに終わったけど、この騒ぎの中、深い眠りについたままの強者がいたようで、すごい勢いで何度もドアを叩かれているのが聞こえました。
タヌキ寝入りでは免れられない。
怖ぇ〜!
トイレに行って留守してる時じゃなくてよかった!
あとで気になって、列車の運行表を見たら、ちゃんとこの審査の時間が考慮されてたようで、ある特定の駅での停車時間が他よりも長く設けられていました。
でも、どうやら列車は、発車の予定時刻よりも遅れたみたい。
起きない客が多かったのか!?
なお、途中で、15分遅れであることを確認したみちょるびんでしたが、その後徐々に追い上げ、終点に着く頃にはほぼ定刻通りになってました。
ドイツ、すげぇ!
以上、みちゃるびんでした!