ハプニング

お告げ。

投稿日:2025年4月16日 更新日:

 こんにちは、みちょるびんです♪

 家の近所のスーパーに、買い出しに出かけました。
 翌日は一日中家に引きこもる計画で、そのための食料調達でした。

 夜遅い時間だったので、お惣菜類はほとんどが売り切れ。
 でも何とか自分が食べたいものを見つけ、レジに並びました。

 レジ係の人が商品のバーコードを読んでくれている間に、支払いの準備をしようと、バッグの中の財布を取り出そうとしたところ、肝心の財布が入っていない!?
 目を疑いました。
 だって、財布は持ったと思ったのに・・・―――。

 でも、現実問題として、財布が入っていないのは事実。
 家に置き忘れてきたのは明らかでした。

 あー・・・。
 ないものは、ないのだから、支払いもできません・・・(- - ☆)。

 恐る恐る、レジ係のおばさんに声をかけました。
 「すみません、財布を忘れて来てしまったみたいで・・・。10分・・・、いや5分で戻って来ます・・・。」

 家とスーパーは確かに目と鼻の先。
 だが、その間に横断歩道という障害物があり、信号待ちに時間を要すことは十分考えられる。
 スーパーと家の往復時間は多めに見積もっといた方がいいのではないかと思い、初めは10分と言いましたが、ここは逆にすぐに戻るアピールをすべきではないかと思い、すぐに5分と言い直しました。

 おばさんが作業の手を止めて、おもむろに「レジ休止中」という三角プレートを取り出して、レジ台の後方に置きました。
 後ろを振り返ると、2、3組のお客さんがレジの順番待ちをしていました。

 あああ、順番待ちしていたお客さんたちに、別のレーンに並び直してもらわなきゃならない。
 申し訳ない・・・。

 「戻って来られますか?」と、おばさんに訊かれ、「ハイ。」と約束しました。
 第一、このカゴの中には、翌日1日分の食料全てが入っているのです。
 遅い時間帯でお惣菜はあまり残っていなかったし、これから財布を取って来て一から売り場を回ろうにも、同じ食品はもう手に入らないであろう。

 みちょるびんは一目散に家に引き返しました。
 案の定、横断歩道では足止めを食う羽目に。
 家に戻ってみると、入れたと思っていた財布は、机の上にありました。
 ここだったかぁ・・・。

 財布を引っ掴んで、またスーパーにトンボ帰り。
 レジにはどの方向からアプローチするのが正解か迷いました。
 通常だとレジは、売り場からレジを通って自分で袋詰めする台に移動するという流れになっている。
 通常ルートで行くべきか?
 袋詰めコーナー側から行くべきか・・・??

 迷いましたが、戻ってきた感をアピールするには、レジ台から逆流する方がいいだろうと思い、そのようにしました。

 みちょるびんを対応してくれたレジ台は、またレジを再開していて、大量買いした男の人の商品の読み込みを行っていたところでした。
 ちょうど、レジに並ぼうと向こうからやってきたお客さんがいましたが、みちょるびんが素早く並びこみ、そこはゴメン!

 カゴも持っておらず、ヘンな客だと思われただろうか。
 いや、中には、カゴを持たずに商品を1つだけ買うお客さんだっているだろうから、カゴを持っていなくとも不思議ではない。
 いやいやいや、でも、逆流する客なんて、普通いないか・・・。

 みちょるびんが買おうとしていた商品が入ったカゴが、レジ台の下の方に置かれてあるのが見えました。
 レジのおばさんはすぐに、みちょるびんが財布を忘れた客だと気づき、カゴを出してくれました。

 「お待たせしてすみませんでした。」

 バーコードの読み込みを改めて開始してもらいました。
 おばさんの作業が終わり、いよいよ自動精算機に案内されたその時に「ご迷惑をおかけしました」と改めてお詫びすると、おばさんがみちょるびんの方に顔を上げてにっこりとほほ笑んでくれました。

 みちょるびんは、そんなおばさんとは目が合わせられず、視線は泳いでいたと思います。

 きっと顔を覚えられただろうなぁ。
 それについうっかり、いつもの癖でメンバーズカードを取り出し、ポイントをつけてもらったんだった・・・。
 これでどこぞの誰かという足がついてしまった・・・。
 当面来づらいなぁと思いましたが、このスーパーはみちょるびんのライフライン。
 使わないわけにはいきません。
 これからも、開き直ってやってくるしかないな・・・。

 重いエコバッグを抱えながら、再び、横断歩道が青になるのを待ちました。
 そういえば、半年くらい前にも財布を忘れて無銭飲食しそうになったことがあったなぁ(「しばし待たれよ! Part3-137」)。
 こう続くと、サザエさんみたいには笑えないね・・・。

 そうだ、家にずっと引きこもってるからきっと、運動不足であることを心配した神様が、みちょるびんを駆け足で往復させたに違いない・・・―――。
 そんな風に、ポジティブに考えなきゃ、やってられない☆

                             以上、みちょるびんでした!

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