こんにちは、みちょるびんです。
みちょるびんは「音楽」に対するコンプレックスのようなものを持っています。
随分前に記事「音楽談義」でも書いたことがあるのですが、生活に音楽が根付いていない自分のことが、心が貧しいような気がしていやになるのです。
みちょるびんは普段、音楽を聴くという習慣はない。
考えごとをしている時や、書いたり、計算したりしているような時などに‘音’があると、イライラしてしまうため「音楽」から遠のいてしまう。
特に「言葉」に対してがそうで、テレビやラジオ、はたまたインターネットから聞こえてくる会話等が耳障りに感じられ、作業に集中できなくなる。
歌詞が入っている歌も同様。
バンド青年に恋していた若かりし頃、彼に影響されて、確かに音楽をよく聴いていた。
バイトに向かう移動時間だとか、茶碗洗いをする時などは、好きな音楽を流し、気分を上げるということをしていた。
あの頃は、心が元気だったっていうことなのかなぁ・・・??
当時、音楽を聴く時間として充てていた’時間帯’は、現在は、その所用時間がかなり短くなっている。
職場は歩いて数分のところと近いし、茶碗洗いだって家族と暮らしていた時とは違い一人分の量だから15分もあれば完了してしまう。
逆に、音楽を聴くような時間がない。
それにそんなに短い間にわざわざ曲を選んでセットする・・・というような一手間をかけようなんても思わない。
「音楽は美しい」と言われているのを聞けば聞くほど、自分は、どこか心に欠陥があるんじゃないかと寂しい気分になるし、「言語が通じなくても、音楽があれば、人はコミュニケーションできる」「音楽は、世界の共通語」「音楽を通して心と心が触れ合う」などと言われると、自分は「心が豊かでない」と言われているようで、気が沈む。
とは言え、決して音楽が嫌いというわけではないと思うんです!
機会があればコンサートだって行くし!!(「クリスマス・ポートレート☆」)。
それだのに、どこか「音楽」に対するコンプレックスがあって、それを払拭できずにいる自分がいる―――。
ここで、昔の日記をご紹介。
いいのを見つけました♪
随分前、みちょるびんはダンス仲間であったプロダンサーの感覚派Kさんと二人で旅行したことがありまし(「第一次仕事イヤイヤ期(その38:『感覚派二人旅』編)」)。
Kさんとは一緒に過ごした3日間、ずっといろんな話をしましたが、その中に、みちょるびんのお悩み「音楽」についても話題が及んでいました。
日記を読み返し、このKさんの言葉に救われた気がしました。
【ある日の日記】
私は自分で「音楽」が嫌いなんじゃないかと思っているので、そのことについてKさんに話をしてみた。
するとKさんは「音楽が嫌い」ということではなく、「音に敏感」なだけではないか?と思いもよらぬことを言ってきた。
だから気分や体調に合わない音が、耳障りになるんじゃないかと―――。考えてみると、私は、ヒトの声に対してさえも敏感である。
「好き」だと思う声と「嫌い」だと感じる声がある。
「嫌い」な声の場合だと、不快になることすらある・・・。
確かにそれは、音楽と共通していることなのかも知れない。Kさんの指摘に、なんかちょっと感動した。
それにダンス教室の先生も話していたことだが―――として、私はリズム感がとても良いと、Kさんがつけ加えた。
リズム感が良いだけに、その分「音」に影響されやすいんじゃないかということだった。
そういうこともあり、疲れやすくもなるのではないかと。なるほどねー!
みちょるびんの昔の日記より
私は音に敏感なんだ!!
もう「音楽を聴く習慣がない」ということに、後ろめたさを覚えるのはやめにしよう。
みちょるびんが就職のために上京する際に、当時よく聴いていたアーティスト「佐藤 博」のCDから「セレクション」を作り、カセットテープにダビングして、お世話になった大切な友人たちに贈ったことがありました。
確か20近くは作ったんじゃなかったか・・・。
「好き」の押し売りだったなぁとも思いますが、プレゼントされた皆も、みちょるびんに好意的な人々だったし、喜んでくれた。
「音楽」で「感謝」を表すというそのチョイス―――。
みちょるびんが「音楽」を嫌いなわけがない!
みちょるびんセレクションの題名は「VERY IMPORTANT FRIENDS」(とても大切なともだち)です!!
「VERY IMPORTANT FRIENDS」
【Aside】
「AWAKENING」(AWAKENING)
始まりにふさわしい曲です。波の音とPIANOの音が美しくマッチしています。
「EVEの朝を」(HIROSHI SATOU ’90)
博ちゃんには珍しく激しいSTARTING。この曲は、お気に入りです。
「記憶の中の未来から」(THIS BOY)
伴奏がきれい。曲の題名がしゃれていると思う。
「PICNIC」(AQUA)
リズミカルで楽しい曲です。「青く透き通る湖に心映してごらんよ。小さい頃のあなたがほら、光の中で笑っている」という歌詞が好き。私もいつか都会の生活に疲れた時、故郷のなつかしい場所へPICNICに行きたい。
「SEAT FOR TWO」(AQUA)
ライブで披露した曲。思い出の曲です。博ちゃんとの最初の出会いの曲です。CMでも使われています。
「SWEET INSPIRATION」―Extended Power Club Mix― (FUTURE FILE)
同じくライブの一曲。軽快なノリがGOOD。このテープで使ったのは、アレンジされた方の曲。B面の「SHINY LADY」(THIS BOY)が挿入されていることは、もう、お気づきでしょう。遊びの感覚が好きですね。
「BLUES BLASTER」(SAILING BLASTER)
ハーモニカの演出がいい。A面のLASTにふさわしい曲。
【Bside】
「FUTERE FILE FIND YOUR LIFE」(FUTERE FILE)
この曲は、私の大好きな曲です。なんていうか、どこか倉庫の中で、わたし1人の観客のために演奏されているような、そんな錯覚におちいるSOUNDです。朝、家を出て、職場へ向かう時、BACKにこのMUSICが流れていると最高。映画の主人公になれます。東京の会社の面接を受けにはるばる福岡まで行った時も、列車の中でこの曲を聴きました。この曲は、わたしの精神安定剤なのです。A面のTOPにもってきたかったのだけど、OPENINGの「AWAKENING」(目覚め)にはかないませんでした。残念。
「BORDERLAND」(SOUND OF SCIENCE)
この‘BORDERLAND’は、国境という意味です。歌詞が英語なので何を歌っているのかさっぱりなのですが、かっこいいので好きです。「ねるとん紅鯨団」でも使われていた曲。
「SHINY LADY」(THIS BOY)
「SWEET INSPIRATION」の挿入曲。「誰にもBABY、わからない前に、君に贈る僕だけのマジック」なんてとこがいい。
「MY FRIEND」(AQUA)
歌詞がGOOD。これからも、みちょるびんをよろしくお願いします。
「TOUCH THE HEART」(TOUCH THE HEART)
何でもいい。何かを感じとってください。
I will touch your heart・・・
佐藤博は、わたしがピンク・レディ以来に燃えたARTISTであります。彼は、自ら音楽をアクアスティック・ミュージックとよんでいますが、本当に彼の音楽は“水”が基本だと思います。目覚めの朝に心地いいメロディー揃いです。時間をかけて丹念に仕上げたので、時間をかけて聴いてください。
1990.2.14
以上、みちょるびんでした!