こんにちは、みちょるびんです。
再び、「パワーストーン」に話を戻したいと思います。
パワーストーンとは、一体、何なのでしょうか?
その答えを、美堀真利氏の著書「愛の宝石占い」の中に発見しました。
パワーストーンの真の働きは、エネルギーの流れを促し、本来あるべき方向に調整することです。エネルギーがスムーズに流れることで感性が敏感になり、チャンスや幸運をキャッチするアンテナが活発に働くようになります。それは宝石自体が持ち主に幸運を与えると同時に、その人が本来持っている鋭敏な感性や隠れた才能を引き出すのだといえます。宝石はそれ自体が持つ人を導くわけではありません。ただ魔力が宿るのを持っているだけでは何も得られないのです。
「愛の宝石占い」(1998年、美堀真利著)
宝石の働きを導くのはあなたの強い意志と感性です。宝石はあなたの中に何か新しいものを生み出すわけではなく、すでに存在する想念やエネルギーを強める助けをするのです。
他の誰かとの間で、性格や趣味等が「合う」「合わない」と言うような時に、「波長が合う」「波長が合わない」という言い方をしますが、美堀真利氏によると、この‘波長’が合う、合わないというのは、それぞれの‘波動’のレベルが合う、合わないを示しているということです。
「波動」は、人間はもちろん、動物や植物、物質からも発せられているもので、この「波動」を感じることができるのは、人間の五感を超越した第六感、第七感といわれるインスピレーションや感性の能力とされているそうです。
美堀氏は更に、波動には同レベルのものを引き寄せる性質があると、同書の中で説明しています。
レベルの違う波動同士が引き合うということはなく、「波長が合う」といったときは、まるでラジオの周波数が合ったときにはじめて音をキャッチできるのと同じように、お互いの波動が共鳴し合っているのだそうです。
これは、まさに「引き寄せの法則」と同じ原理!!
記事「『占い』考。(その3)」に、宜保愛子さんが「宝石は、所有者を選んでいる」とおっしゃられていたと書きましたが、要は「互いの波長が合った」からこそ、「引き寄せ合っている=出会っている」ということなのでしょう。
そう考えると、自分自身の波動を、普段から高めておかないと「波動の良いもの」を引き寄せることができないということになりそうです。
美堀氏の話では、パワーストーンは2つとして同じ波動のものはないということですし、いかにして、自分にとって良いパワーストーンを引き寄せられるか、出会えられるかということが、重要になってくると思います。
記事「『占い』考。(その2)」でも紹介した岡本憲将氏の著書に「あなたを幸せにする宝石の不思議な力」というものがあります。
その中で岡本氏は、次のように説明しています。
自然界そのものにエネルギーがあった太古の時代は、人間も海や山など様々な自然から力をもらっていたので、パワーストーンのエネルギーでも十分な効果があったのだと思います。しかし、自然破壊や汚染が進み、生態系が乱れてしまった現代は、昔と比べて自然界のエネルギーが極端に落ちています。
「あなたを幸せにする宝石の不思議な力」(2014年、岡本憲将著)
また、人間の方も強いストレスにさらされている以上に、食品添加物や農薬などが体内に入り免疫力が低下していますから、エネルギーの微弱なパワーストーンでは、現代の人間を癒すことはとても困難です。だから、エネルギーの質も量もはるかに高い宝石が必要なのです。
岡本氏の説明を聞くとますます、パワーストーンと称して巷に出回っている石は、全てが神秘的な力を宿しているとは限らないと思えます。
しかし、宝石のエネルギーの方がより強力なのだろうと思えたとしても、だからと言って、全ての宝石にパワーが宿っているかというと、やっぱりみちょるびんは、それには懐疑的。
つまり、やみくもに「宝石なら」「パワーストーンなら」なんでも効力があるということではないのだと思うのです。
「信じる者は救われる」という信念を持つみちょるびんとしては、自分と波長が合う石が見つけられるのであれば、その石がきっと、自分にとって強力な味方になってくれるに違いない、そんな風に思います。
だから、自分の直観を信じて、自分にとっての‘特別な石’に出会ってほしいと思います。
最後に。
自分にとって特別な石に出会う方法は、なにも自分で選ぶ/探すことだけではないと思います。
愛する人からの贈り物。
そこには、贈り主からの愛情がつまっています。
愛情は、一番の強力なパワー。
愛情というパワーが加わったその‘贈り物’は、完全無敵だと思います!!
以上、みちょるびんでした!